バツイチの恋愛を振り返る

こんにちは!バツイチ子なし男のけいたです!もうすっかり季節が変わり、いよいよ本格的な冬を迎えようとしています。この時期は離婚後初めてのクリスマスや年末年始を思い出します。あの頃は「婚姻関係を続けていたら一人で孤独に過ごすことはなかったのかなぁ」や「親族に合わせる顔がないなぁ」といった負の感情が頭の中をずっと巡っていたように思います。そして、たった1年で起こった急激な人生の変化に驚きと虚しさを隠せずにはいられませんでした。

さて、そんな寂しい男代表のけいたですが、ここでお知らせがございます.

私事でお恥ずかしながら・・・

結婚しました!!!

パチパチパチパチ☆

はい、そうなんです。離婚後、精神的におかしくなったり、体調を崩してしまったり、好きかどうかもわからない異性に心の穴を埋めるためだけにアプローチしてみたり、色々と痛いところだらけのけいたでしたが、4年という月日が経ち、再婚をしました。この間、ブログもサボりにサボりつくし、もうサーバーも解約しようかと思い始めていましたが、有難いことに意外とまだ見ていただいている方がいらっしゃるようなので細々と続けたいと思っています。

長いようで短かったように感じますが、一つだけ言えること。それはやはり「離婚して本当に良かった」ということです。あの時の決断には本当にかなりの勇気が必要でしたが、自分は間違っていなかったんだと改めて実感します。そこで、今日は改めて「バツイチの恋愛」について振り返ってみたいと思います。過去の記事と重複しているかもしれませんが、自分にとっては大事なことだったので備忘録的にも記録しておきたいと思います。

初めに言っておきますが、あんまり暗いことを書いても仕方がないので出来るだけ前向きなことを書いたつもりです。でも、もちろん、離婚という過去が全く問題なかったかというと、決してそうではなく、前に進もうとした時の足枷みたいになってしまったこともありましたので、それらの現実についてもしっかりこのブログで後日発信していきたいと思っています(後日かい!)。そもそも「結婚はゴールではなくスタートである」ということを自分が身をもって体験していますので、この幸せを噛みしめつつも浮かれずに誠実に一歩ずつ残りの命を燃やしていけたらなぁなんて思っています。そんなこんなでこれからもこの x1-30s.com(バツイチサーティーズドットコム)を読んでいただけたら嬉しいです。

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目次

バツイチだからって気にする必要はない

今となってはこの言葉は正しかったんだ...と思えます。もし、タイムスリップできるなら、食欲不振で身動きが取れないくらいに衰弱しまくっていた3年ほど前の自分にそう伝えたいくらいです(笑)
今では笑ってられますが、あの頃は本当に辛かった。。。お恥ずかしいですが、冗談抜きで思い出すと涙が込み上げてくるくらいです。でも、そういう経験があったからこそ今の自分がいるとも思っています。

バツイチを気にする必要はないというのは、今の妻と出会ってとても素晴らしい恋愛ができたことや、今も自信を持ってけいたのことを愛してくれている実感があるからに他ならないのですが、離婚後に出会った異性との関係(実らなかった恋を含む)を色々と冷静に振り返ってみてもより一段とそう感じます。

離婚前のけいたはわざわざ自分から出会いを求めるなんてことはしたことがなかったのですが、離婚後は人生で初めて必死に出会いを求めました。婚活パーティー、合コン、マッチングアプリ、知人からの紹介、結婚相談所(説明だけ聞いて入会せず・・・)などなど。そして、この4年間で色んな異性とも知り合いました。そんなけいたが思うのは、離婚歴を気にしないという人は妻だけでなく、他にもかなり多くいるということです。というかそもそも考えたこともないので実感がわかないと感じている人が多いと言った方が良いのかもしれません。

バツイチさんが異性に振られたりアプローチして相手にされなかったりすると、離婚歴を原因にして自分をついつい攻めがちな印象があります(けいたがそうだったからです(笑))。でも、本当はバツイチは原因でないことが多いです。仮にそういうことを言ってくる人がいたとしても、口実である可能性が高いです。そもそもそんなにタイプではなかったけれど、ストレートにそう伝えるのは気が引けるのでバツイチを理由にしておいたというだけなのです。お断りの理由としてバツイチはとても便利なのです。そういう人とは初婚・離婚歴ありは関係なく、そもそも相性が合わなかったと思って次に行きましょう(笑)そして自分磨きに励みましょう!

もちろん、バツイチなんて絶対無理!と思っている人も一定数います。そしてそういう人に限って、「私は気にしない」とか公言していたりします(笑)タチが悪いですね(笑)けいたも過去にそういう女性と知り合って、ちょっと良いなと思っていたので、食事に誘ったりしてみたことがあったのですが、土俵にすら上がれませんでした(笑)あとで人伝いにけいたがバツイチであることを気にして断ったと聞きました。(ただ、これも断る口実だっただけである可能性もあります)

過去にバツイチと付き合って痛い目にあって本当に嫌になった人もいるでしょう。そのバツイチさんに子供がいたかどうかによってもこの意見は変わると思います。でも、バツイチと付き合って、たとえお別れしたことがある人であっても、バツイチが理由で別れたというより恋愛関係がうまくいかなかっただけであるケースがほとんどです。離婚歴があろうがなかろうが、相性が良ければ人は惹かれ合い一緒にいたいと思うものです。逆に言えば、初婚同士であっても歩幅が合わなくなって別れてしまうことだってあるわけです。

そう、だからこそ繰り返しますが、

バツイチだからって気にする必要はありません!!!

まずはこれが言いたかった!(笑)

※けいたは離婚の傷が癒え始めた頃、やっぱり恋人が欲しいなぁ、とか、良い人がいればいつかはまた結婚したいなぁ、なんて思っていた人間ですが、もう懲り懲り!なんて考えているバツイチさんもたくさんいると思うので、必ずしも「恋愛=幸せ」や「再婚=幸せ」ではないということには注意が必要です。これは人によって様々な意見があると思います。そういう意味では、けいたは寂しがり屋な方だったのかもしれません。

思い返せば実らなくて良かった恋

そしてもう一つ伝えたいこと。それはやはり離婚の傷が癒えないうちは恋愛依存になりがちなので、焦って相手を見つけなくて良かったということ。

以前、けいたは離婚が原因で心にぽっかり穴が空いてしまったという話をしました。そして、とにかくその穴を埋めようと出会う女性ほとんど全てに対して恋愛対象になるかどうかという目線で見ていました。とてもギラギラしていた時期です。

大失恋をしたり、離婚を経験した人は誰もがこの「ギラギラ期」を通るのかもしれません。けいたも離婚の傷が癒えてきたころに、まさにこの「ギラギラ期」真っ最中の人に出会ったことが何回かありましたが、かつての自分を見ているようで懐かしい気持ちと恥ずかしい気持ちが織り交ざった何とも言えない複雑な心境になりました。

特にそのギラギラさんが女性の場合、心の中では「今は辛いかもしれないけど、頑張れよ」と思っていますが、できるだけ関わらないようにしています。それは変に優しくしてしまって、好意を持たれてしまっても、本当の好意ではなく、心の穴埋めでしかない可能性が高いからです。そういう意味では、けいたがギラギラ期真っ最中のときに塩対応をしてくれた女性には感謝です。もちろん、そんなことまで考えて行動してくれたというより、ただ興味がなかっただけだと思いますが(苦笑)。

思い返せば、けいたも今となっては好きかどうかもわからない女性のことを好きだと勘違いしてアプローチしていた時期がありました。当時は早く相手を見つけて自分の心を満たそうと必死になっていたように思います。その女性のことが好きというよりは、

パートナーがいる状態になって安心したい!!!

という感情に近かったと思います。いわゆる「彼女持ち」の状態に早くなって、離婚してしまった情けなくて格好悪い自分を早く脱したいと思っていたのです。何となく友人や知り合い、親戚などから「あいつは独り身の寂しい奴だ」と思われているような気がして、そうではない!と否定できる状態になりたかったのだと思います。それって、思い返せば凄く恥ずかしいですし、自分の見栄しか考えていませんでした。

今となっては、離婚したって格好悪くないし、情けなくもなくて、むしろ自分の成長の糧にすれば、人生の良いスパイスになると思えるようになり、引け目もほとんどなくなりましたが、当時はそんな心の余裕はありませんでした。

だからこそ、仮にそんな状態で恋が実ったとしてもロクなものではないということを言いたいのです。ギラギラ期が過ぎ去り、離婚に対する引け目も薄まったころ、本当に心から好きだと思える人が現れた時、その時に再びアプローチしてみたら良いのです。

その頃には、失敗や上手くいかないことへの耐性や心の準備ができているので、異性に対しても焦らず落ち着いてアプローチができるはずです。

けいたが離婚後のギラギラ期真っ最中に必死でアプローチした女性たちからの返答は全て撃沈でしたが、よくよく考えると自分でも何で良いと思ったかわかりませんでした。見た目がちょっとタイプだったくらいで、お互いのことをよく知りもしないのに頑張ってとにかくデートの約束をしようと毎回強引な誘い方をしていました。若いうちならイケメンから強引に誘わると嬉しいのかもしれませんが、三十路を過ぎたバツイチから誘われてしまったので全員困っていたと思います(恥)。

当時は毎回フラれていたので、離婚で傷ついた心に追い打ちをかけられるようでさらに落ち込んでいました。まさに泣きっ面に蜂とはこのことでした。当然本人たちは追い打ちをかけるつもりなんてなかったと思いますけどね。

でも、冷静になったときに何で良いと思ったかわからないような女性であれば、むしろ実らなくて良かったのではないか?とも思います。実際、離婚から4年経った今であれば、かつてけいたが必死にアプローチした女性から仮にお誘いがあったとしてもお断りをする自信があります(けいたが独身で恋人もいないとき)。

もちろん、自分が20代前半で離婚歴もなければ、据え膳食わぬは男の恥なので、そのままお付き合いしていたんだろうとは思いますが、けいたの場合、離婚を経験して月日が経ち、自分が自信をもって好きだと思える人と真剣に向き合いたいと思っていたので、そういう気持ちになった頃、気づけばギラギラ期から脱却していました。そしてそれは、かつての自分を思い返して離婚から何も学んでいないな・・・と気付いた瞬間だったのでした。今の妻と出会い、物事が良い方向に向かい始めたのはちょうどその頃でした。

本当の恋愛を経験できた

人生何が起こるかわかりません。再婚をして、とても幸せな気持ちで一杯のけいたですが、またいつか地獄を味わう時が来るかもしれません。それは未来のことなので誰もわかりませんし、心配しすぎても仕方がありません。

でも、一つだけ確実に言えることがあります。それは、今の妻と出会ってとても素晴らしい恋愛を経て結婚できたということです。大袈裟かもしれませんが、彼女は人を好きになるとはどういうことか?をけいたに教えてくれた存在です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今までの恋愛では、何となく見た目がタイプで、一緒にいて楽しくて、性欲が満たされれば(これが男の現実)、それで良いと思っていた節がありましたが、いざ結婚となると訳が違います。マッチングアプリではモテるのに、結婚となるといつも恋人に振られてしまう・・・という人は、付き合うなら都合が良いけれど、結婚相手ではない、という印象を持たれている可能性があります。けいたはモテていたわけではありませんが、この恋人としての関係だけで元妻と結婚に進んでしまいました。

つまり、恋愛と結婚は違うということですが、「じゃあ妥協して好きでもない人と理性だけで結婚すべきなのか?」と言われると決してそうではありません。恋愛感情も理性的な好意も両方持てる人は必ずいます。けいたの場合も例外ではなく、今の妻は見た目も中身も人生で一番と言って良いほどとてもタイプで(本当です!)、ドキドキもワクワクも沢山あって、なおかつ信頼し合いながら落ち着いた関係を維持できています。今の妻ともっと早く出会っていれば・・・と思うこともありましたが、もしかしたら、これはバツイチになったからこそ出会えたのかもしれません。今ではそう思うようにしていますし、実際そうなんだと思います。

よく結婚相手に選ぶと良い人のことを「優良物件」なんて呼ぶことがありましたが(死語?)、こればかりは相性なので優良も不良もないですし、正解なんてありません。でも、どんなに燃え上がる恋愛であっても、ドキドキやワクワクは初めの数年だけだということをけいたはバツイチになって気づいてしまったので、火が消えたその先まで見越してお互いに思いやりを持って一緒に生活できるかどうかということが離婚後の恋愛ではとても重要でした。バツイチになっていなかったら、これまでのような上部だけの恋愛をしてしまって、結局誰と結婚しても離婚という結末には変わりがなかったかもしれません。

一気に書き殴ったので、なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが、とにかくもう二度とあんな気持ちになりたくないですし、絶対に二の足を踏まないように今の妻を大切にし、努力を続けたいと思います!!!

おわり。

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コメント

  1. のり より:

    去年の3月に離婚して、その際に何度かコメントさせていただいた者です。
    6.4.2歳の子供がいて離婚して、今も子供と会わせてもらえず本当に辛かったですし、今後も辛さが完全になくなる事もないと思います。
    辛すぎて、寂しすぎて離婚度2ヶ月でマッチンフアプリをして、交際に至りまして現在も交際が続いてます。
    私は好きで付き合ったのではなく、辛くてその辛さから解放されたくて付き合いました。
    なので付き合っていても辛さ、悲しさから解放される訳でもなく、ただただ辛く寂しく悲しい日々を過ごしておりました。
    今になってあるきっかけがあり、今の彼女ともこれからもずっと過ごしていきたいなと思うようになりました。
    最愛の人といつどのタイミングで出会えるかなんて分かりませんし、どのタイミングが正解なんてのもないですし、今いるパートナーを大切にして過去の失敗を忘れず生かす事が大切だと思ってます。
    そしてけいたさんの葛藤と辛さは自分と本当に似ていて共感させてもらってました。
    離婚当時は毎日のようにブログを拝見させていただき何とか心を支えようとしてました笑

    最後になりますがけいたさんご結婚おめでとうございます!

  2. いちげん より:

    何度かアドバイス頂いたいちげんです。

    けいたさん、再婚おめでとうございます!

    自分のことのように嬉しいです。

    私も離婚後1年以上経過し、最近やっと同じバツイチの女性と付き合うことになりました。

    ただ、付き合うまでは頭に過らなかった元妻とのことがまた思い出されるようになり、本当にこれで良かったのか少し悩んでいます。

    記載のように、独り身を脱したいだけだったのでは…と自己嫌悪に陥ることもあります。

    なかなか難しいですね。

  3. ゆうと より:

    1か月前に離婚した33歳の男です。
    自分は今どん底にいます。
    あの時、こうしておけば、など後悔をして落ち込んだり、前向きになろうと切り替えてみたりを行ったり来たりしています。そして同時ギラギラ期のよう状態にもなっています。
    書いていることが自分のことのようでした。
    ですが、けいたさんの書いていただいることで未来に希望がもてました。
    苦しい時は何度もこのブログを読んで精神を落ち着かせようと思います。
    本当にありがとうございます。