離婚後4年目の気持ち

こんにちは!めちゃくちゃこのブログの更新頻度が下がってしまって、人間いい加減なものだなと実感しているけいたです!

初めのうちは、週1回は更新するぞ!と意気込んでいた自分はどこへいったのやら・・・。初志貫徹するのが難しいのは結婚も同じかもしれません(苦笑)

そんなこんなで今年も梅雨の季節になって参りました。時間の流れがとても速いことに驚きを感じています。

実は、けいたが離婚を経験して、早くも4年の月日が経過しました。若者の4年は結構長く感じるかもしれませんが、30歳を超えたけいたにとってはあっという間に感じます。でも、この間に色んなことを考え、悩み、苦しみ、嬉しいことも、悲しいこともたくさんあったように思います。

以前、「離婚後の気持ちの推移」という記事を投稿したことがありましたが、離婚後1年半くらいまでの気持ちしか書いていませんでした。そこで今回は、その先さらに2、3、4年と経過した後、今になってけいたが感じていることなどについてざっくばらんに書いてみたいと思います。

こんにちは!今回はバツイチ子なし30代男性であるけいたが離婚後どのような気持ちを抱き、どのような行動をし、またそれが時間の経過とともにどの...
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目次

元妻や離婚のことを全く考えなくなった

まず、とにかくこれに尽きます。100%そうかというと嘘になるかもしれせん。でも、普段の日常生活をおくっているだけでは、確実に以前の結婚生活や元妻のこと(恋愛していた頃も含めて)を思い出すことはなくなりました。完全に頭の思考回路から消え去っています。

たまーに、テレビで結婚や離婚にまつわる話題があがったり、友達と何人かで飲みに行ったりして元妻の話題があがったりしたときにだけ、「そういえば・・・」と記憶の奥底から軽く思い出すことはあります。でも、仮にそのような場面に遭遇しても何にも感情が湧いてこなくなりました。「無」という表現が一番しっくりくるかもしれません。自分にとっては単なる過去の1つの出来事・・・そんな風に思えています。

仕事上で出会う人から「けいたさんってご結婚されてるんですか?」なんて質問が飛んでくることもたまにあるのですが、離婚直後は「独身です」と答えるのも違和感がありました。今まで既婚者で通っていたので、突然独身という身分になることを頭ではわかっていても心が受け付けていないような気がしていました。

でも、今では堂々と「独身です」と言えますし、そこから「結婚しようと思ったことはないんですか?」みたいな感じでズケズケと聞いてくる人がいても、「あ〜、実は少しだけ結婚していたころがありましたね・・・」と、淡々と離婚の事実だけについて語ることはありました。

もちろん離婚に伴う辛い気持ちや元妻のことを完全に忘れたわけではないですが、今まで付き合った歴代の彼女の一人程度にしか思わなくなりました。結婚式もして、新婚旅行にも行き、指輪まで買ったのですが、かつてのけいたのように「そこまでしたのに離婚してしまった!」なんてことは全く考えなくなりました。記憶には残っているけれど、思い出しても、気持ちが全く揺さぶられない、ざわつかない、というのが一番正しいと思います。

「離婚から立ち直る」は間違い

そう思うと、本当の意味で離婚から立ち直るのはこういうことなのかな?とも思います。でも、もっと正確に言うなら、そもそも立ち直るという表現が間違っているように思います。それは、離婚という辛い思い出に打ち勝って、乗り越えたというより、身体の一部となり適応したという感覚の方が近いからです。

離婚の嫌な経験に対して、何か対処法が見つかったとか、思考法を考案したとか、そんなことでもありません。ただただ、思い出しても勝手に何も思わなくなっただけなのです。そんなけいたも「〇〇方」みたいなハウツー的な記事をたくさん書いていたので、暗い気持ちに対する特効薬みたいなものを当時は欲していたのかな?なんてことは思いますけどね。恥ずかしいですが(汗)

人間は何か辛いことがあったとき、「立ち直る」とか「乗り越える」という言葉を使いがちです。そして美談にしたがります。けいたも離婚直後の辛い時間は、「いつかはこの経験をばねにして立ち直るときが来るんだ!」と自分に強く言い聞かせていました。でも、今となってはあれは何だったんだ?という感覚で、むしろ良い思い出になっています(笑)

立ち直っていないのならその気持ちはいったい何なんだ?と聞かれたとき、強いて言うなら、過去の自分が持っていた「固定概念のような呪縛から解放された」というのはあるかもしれせん(そんなことは誰からも聞かれませんが)。これはけいたが無意識のうちに持っていた幸せに対する価値観のようなものです。

以下の記事でも書きましたが、当時のけいたは30歳くらいになったら自分は努力しなくても誰かと結婚して、自然に子供が生まれて、仕事は辛いこともあるけれど、頑張って良い家族をつくっていくものと何となく思い込んでいました。けいたは子供のころに両親の離婚を経験しているため、余計にこの感情が強く根付いていたようにも感じます。

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でも、人生そんなに上手くいくなら誰も苦労しません。今まで世間で一般的に幸せそうな家庭を築いている人たち(築いているように見える人たち)は、当たり前のように自然にそうなっているもんだと勝手に想像していましたが、ほとんどがそうではないことに気付かされました。みんなまるで何事もなく暮らしているかのように見えていても、色んな苦労をしているものです。そう思うと当たり前の幸せなんてないんだな・・・と実感させられ、上手くいかないことがあっても落ち着いた精神状態でいられるようになりました。

理想を高く持つことは良いことだと思いますが、なんとなくいつかはその理想になるもんだと何となく錯覚してしまうと、そうでないときのストレスが大きくなるように思います。そういう意味では、世間一般の表面だけを見て、自分も自然にそうなるんだと思い込むことは少し危険だなと感じました。この「自然の思い込み」というのは自分でなかなか気付けないものなので、離婚という経験は自分にとっての良い薬になったとも思っています。

自分の離婚の原因が何だったのか何となく腑に落ちた

けいたは離婚から2年くらいは他人に離婚理由を聞かれても、ネットなどの情報を鵜呑みにして、

こういうときは元妻の悪口ばっかり言ってはだめなんだ!

と自分に言い聞かせて、我慢しようと頑張っていました。でも、人間って愚痴があったときはついつい吐き出してしまうものです。離婚後に出会う異性から「なんで離婚したんですか?」と聞かれたとき、彼女たちは別に元妻の悪口を聞きたかったわけではなくて、単なる客観的な離婚理由が知りたかった(もしくは別に知りたくはないけど、何となく仕方なく話の流れで聞いてみた)だけのはずが、けいたは最終的に元妻の愚痴のような話をしてしまっていたように思います。

でも、4年という月日が経つと、愚痴すらも出てこなくなりました。

結局離婚の原因はなんだったのか?それは、

なんだかんだ元妻のことを愛していなかった!

に尽きると思います。

なんてひどい・・・。そう思われる方もたくさんいらっしゃるかと思います。そう、けいたはひどい男です。好きでもない女性と結婚し、優しい態度、思いやりを持った態度で接することができなかったから、元妻もけいたに対してキツく冷たい態度をとったのだと思います。これは紛れもない事実ですし、だからこそもう二度とこんな過ちを繰り返さない!と誓っています。

自分の「好き」を自分で自信を持って自覚できる人ならこんな問題は起きないかもしれません。でも、自分が何を好きなのかなんてそう簡単にはわかりません。好き?かな?そうなのかな?という疑問を持ちながら結婚し、離婚にまで至ったけいたは言い方が最悪ですが女性として(メスとして)は元妻のことを好きだったかもしれませんが、一人の人間としてはほとんど愛していなかったのだと思います。

とても極端で悪い言い方をすれば、性の対象としてしか見ていなかったとも取れるかもしれません。無理やりそういうことを強要したことは一度もありませんが、そういうところだけを見て結婚してしまった、と言われたら100%否定できない自分がいます。女性が最低な男に対して最低なことを仕返してしまうというのはとても自然なことだと思うので自分の離婚も仕方なかったのかな?と思います。

元妻から色々と嫌なことをされたこともたくさんありましたが、元を辿ればそのようなことをされる原因を自分が作り出していたのかな?なんて考えることも増えました。喧嘩両成敗ではないですが、ある瞬間だけを切り取って、どちらかを一方的に責めることはできません。

本当に離婚して良かった!

紆余曲折あったけいたですが、今では「本当に離婚して良かった!」と自信を持っていえます。もちろん万人にこれが当てはまるとは思えませんが、けいたは、「このままこんな結婚生活を死ぬまで続けるのか・・・」というモヤモヤを一生抱えて生活するくらいなら、思い切って離婚した方が良いと思いますし、実際今では本当に離婚して良かったと心から感じています。

離婚直後は本当にこれで良かったのか・・・と何度も振り返ることがありましたが、4年も経つとあの頃離婚していなかったら今頃自分はどれだけ精神的に病んでいたのだろうと怖くて仕方ないくらいにまでなりました。言い過ぎですが、廃人と化していたかもしれません。そういっても過言ではないくらい今では清々しい気持ちでいっぱいです!!!

その理由は、

  • 一人になり自分と向き合い、自分という人間を知ることができた
  • 幸も不幸も両方経験し、人として成長できた
  • 本当に自分と相性の良い異性とはどんな人か少しずつわかるようになり、そしてまさにそんな女性と出会うことができた

かなと思ってます。

自分がどういうことに居心地の良さや悪さを感じ、どういう異性であれば安心して尊敬しながら優しく接することができるのか、ということをしっかり整理できたのだと思います。ちょうどそういうことが自分の中で腑に落ちた頃に今の彼女とも出会えた気がしています。今の彼女とはとても穏やかな気持ちで毎日を過ごせています。元妻との何とも言えない重たい空気に比べると嘘のように落ち着いた関係を築けています。でも、元妻と結婚する前に今の彼女と出会っていたら、同じような過ちを起こしていたかもしれません。そういう意味では、自分を成長させてくれた元妻に感謝です。

もちろん今の彼女の人柄が大きく影響していることは間違いないので、自分との相性の良さのおかげだとも思えます。全く努力しなくても、二人の良好な関係を維持できるとは言いませんが、無理のない努力を維持し会える人柄のパートナーというのはいるものです。そういう人にできるだけ若いうちに築ける感覚を養っておくと、30歳前後になって離婚なんてことには至らないのかもしれませんね。

人間関係というのは本当に理想通りにいかないものだと実感させられますが、だからこそ人として成長できる機会を与えてくれるものなのだと思います。恋愛や結婚はその最たる例なのかもしれません。

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コメント

  1. みさ より:

    はじめまして!

    離婚予定でいろいろ検索していたら
    こちらのブログに辿り着きました♪
    女なのですが、今後の不安な気持ちに
    どう向き合うかとても参考になります。
    また更新していただけると嬉しいです!

    • けいた より:

      みささん、コメントありがとうございます!
      まさか女性の方にもご覧いただいているなんて思ってもいませんでした。
      ちょっと最近更新頻度が激減していますが、なんとか頑張って記事を増やしたいと思います!

      お互い頑張りましょう!
      これからもよろしくお願いします!