離婚して変わった生活リズム

こんにち!バツイチ子なし30代男のけいたです!4連休は初日しか予定がなく、かといって仲のいい友達はだいたい結婚していて子供もいるため誘えず、暇な時間を過ごしています!(笑)家の掃除でもしたいと思います!

このブログもついに40記事を超えるところまできました!目標としている100記事までまだ半分以上もありますが、とりあえずコツコツ気長に頑張っていきたいと思います!

今回のテーマは離婚して変わった生活リズムについてです。離婚予定の方、離婚直後の方などは子なし男が離婚をするとどういう生活になり、考え方などがどのように変わるのか気になるかもしれません。とはいってもそんなに大したことではなく、独身に戻るだけですので他の独身の方と何ら変わりません。ただ、「感じ方」は変わります。そんな心境などを紹介したいと思います。

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目次

離婚は「減る」ということ

結婚生活を続けていると、

あ~!!!たまには一人になりたい!!!

なんて思う方も多いのではないでしょうか?

でも、離婚をすると毎日一人です。いや、「独り」と書いた方が適切かもしれません。そう、ずっと独りになります。

実はこれ、とてつもない孤独感を味わうことになります。けいたは離婚前はそんなに孤独感は感じないだろうと高を括っていましたが、実際に身をもって体験すると予想とは全然違い、かなりの寂しさを感じました。ずっと一人で暮らしていて慣れてしまっている人ならまだしも、今まで誰かと暮らしていたのに急に一人になると、特にその差が顕著に感じられます。けいたは人生で経験したことのない寂しさや孤独感を味わいました。

ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、元妻がいなくなったから寂しいのではないということです。たしかに、一緒にいた人が突然いなくなると喪失感は感じます。仲が悪かったとしてもです。でも、それは普段一緒に生活していたときに何気なく聞いていた色んな生活音を聞かなくなったことや、自分が家にいないときに電気がついていないこと、食器の数が減ったこと、洗濯物の量が減ったこと、などなど、減ったコトやモノに対して感じる寂しさでした。

この点についてけいたも初めは勘違いをしていたのですが、ある日既婚の友人宅へお邪魔したときに「はっ!と」そうではないことに気づきました。家族がいる家ってモノの数や種類が多く、生活音もたくさんありますからね。結局、話し相手がいなかったり、音が聞こえなかったり、モノが減ったりするだけで離婚でなくても人間は何だか寂しさのようなものを感じる生き物です。手塩にかけて育てた子供が自立し、一人暮らしを始めたときの親の感情に似ているのかもしれません。

結婚は一人から二人になりますので音や光、それにモノが増えます。家(部屋)も広くなります。このときは人間誰しも成長や高揚感のようなものを感じます。これに対して離婚は無くなるものばかりですので(自信などの精神的なものも含めて)、それだけで気が滅入ってしまうわけです。だからこそ、減ったり無くなったりすることで感じる喪失感と元妻に対する未練とは別で考えなくてはなりません。離婚は一度に複数のものを失う出来事ですので、寂しさの原因がこれらの失ったもののうちどれなのか脳が勘違いを起こしがちなのです。

けいたの場合、離婚後に喪失感を感じたとき、元妻を思い出すことがありましたが、自分が彼女に会いたいかどうか?をじっくりと考えてみたら、全くそうは思いませんでした。その理由は、嫌だった記憶がよみがえったこともそうなんですが、それよりも話し合いができなかったり理解しあえなかったからでした。今会っても何を話していいかわからなくて結局疲れてしまう・・・そんなことは目に見えていました。

朝起きて仕事して帰宅して寝るの繰り返し

これは男性も女性もどちらにも当てはまるかもしれません。結婚していたってある意味ルーティーンのような生活があるわけですが、離婚すると共同作業のようなものはなくなります。けいたも離婚後は「仕事して寝るだけ」の繰り返しでした。以下、けいたの離婚後のルーティーンになります。

平日のルーティーン

  1. 朝起きて歯磨きをして服を着替えて髪の毛をセットして出勤(朝食は取らず)
  2. 朝から晩まで仕事(帰ってもすることないので残業多め)
  3. 途中近くのお店でランチ(たまに弁当持参→離婚直後はできなかった)
  4. 夜はAmazonプライムを見るか、YouTubeを見て時間つぶし
  5. 夕食は簡単な自炊かお惣菜などを買ってきて食べる
  6. 日付が変わるか変わらないかくらいの時間に就寝

そして、仕事がない休日はどうしているかというと、

休日のルーティーン(予定がないとき)

  1. 9時ごろ起床(相変わらず朝食は取らず)
  2. 昼までに洗濯・家の掃除
  3. 昼食+夕食の食材を買いに行く(離婚当初は昼食も取らず(笑))
  4. 一旦帰宅
  5. そのまま買い物にでかけたり、本屋で立ち読み
  6. 夕方に自炊・夕食(たまにラーメンを食べに行く)
  7. Amazonプライムを見るか、YouTubeを見て時間つぶし
  8. 日付が変わるか変わらないかくらいの時間に就寝

こんな生活を繰り返しているとどうなるか?

そう、心が荒みます!(笑)

20代の頃のけいたもほぼこんな生活をしていました。だから元に戻っただけと言えばもちろんそうなんですが、30代にもなってこんな生活をしていると考えるだけで虚しくなっていました。30代になったら結婚して、子供が産まれて、仕事にも精を出して、夫婦協力しながら温かい家庭を築いている・・・と思っていましたが、現実はそう甘くはありませんでした。

ただ、これに関しては今ではそれほど悩まくて良いとも思っています。ある意味けいたは「○○歳になったら・・・」みたいな年齢に応じた理想像のようなものに無意識のうちに囚われていたからです。

年齢だけで自分のあるべき姿を決めてはいけない

よく、「○○歳になったんだからあなたは△△しないといけない」というような決まり文句を耳にすると思います。けいたも職場や友人などとの会話の中で自然と聞くことがあります。「いい歳こいて・・・」もこれと似たようなものだと思います。

○○歳なんだから結婚相手を見つけないと
○○歳なんだからローンを組んでマイホームを建てないと
○○歳なんだからこれくらいの収入はないと
○○歳なんだから車くらいもってないと
○○歳なんだから子供をつくらないと

でも、これに対してけいたが言いたいこと。それは、

そんなことを言うから苦しむ人が増える!!!

です。○○歳なんだから・・・って一体全体だれがそんなものを決めたんでしょうか?そんなことばかり気にしていては世の中窮屈すぎます。

結婚しているから偉いのでしょうか?でも、結婚していても不倫しまくっている夫婦や喧嘩ばっかりで関係が終わっている仮面夫婦もいます。熟年離婚してしまう夫婦だっています。

ローンを組んで毎月返済をしているから偉いのでしょうか?それが普通なんでしょうか?一人前なんでしょうか?ずーっと賃貸で生活している人でも素晴らしい人はたくさんいます。ローンを返済できずに破産してしまう人だっています。

収入があって、車を持っていて・・・それが偉いのでしょうか?それだけが幸せなんでしょうか?

子供がいるから偉いんでしょうか?子供がいても親らしいことを何一つできない人もいますし、子供がいなくても幸せそうな人はたくさんいます。

最近辞職したA元総理。彼の話になると決まってこう言う人がいます。

子供がいないからな〜。
子育てとか教育のことなんてわかるのかね〜。

別にけいたは前総理のことを擁護するわけではないのですが、正直これには違和感を感じていました。ステレオタイプ、まさにそんな言葉が適切です。なぜなら「前総理に子供がいない=子育てや教育の政策に悪影響を及ぼす」という構図が全く理解できなかったからです。

そもそも考えてみてください。内閣が行う国務というものは総理大臣だけに一任されるわけがありません。それができるのは独裁政権だけです。たしかに自民党は独裁政権だと揶揄されることもありますが、だからといって一人の人間だけが全てを決めることはありません。総理大臣といえども、子供のための政治を考える際、必ず子供がいる閣僚に相談するはずです。あいつは子供がいないから子供のための政策に影響を及ぼす・・・なんて言っている人はもっと論理的に納得するような説明をした上で同じ発言をするべきです。

色んな生き方があって良い

すみません、話しがそれました(笑)。

色んな生き方があって良い・・・。そうは言いつつも、今思い返せばけいたは20代のころそうは思っていませんでした。何となく40歳くらいになっても結婚していない人のことをちょっと癖のある人として偏見の目で見ていたように思います。とても失礼な考え方です。まだ会話をしていないのに先入観でその人を判断していますからね。でも、これって意外と無意識のうちにしてしまいがちです。

結局、人生何が正解で何が不正解かなんて決まっていません。そんなもの決まっていたら誰も苦労しませんし、決まっていないからこそ色んな偶然が重なって多様な人生が生まれるわけです。

離婚は「減る」だけではないということ

けいたが離婚を経験して一番良かったなと思えることはこれです。離婚をして色々と失ったものはありましたが、決して減るだけでなく、逆に得たものもたくさんあったからです。

その一つに誰に対しても分け隔てなく接することができるようになったことが挙げられます。相手がどんな立場の人間であっても自然体でいられます。また、仕事関係においてもそうなのですが、男女関係においても相手がどんなに可愛くて自分のタイプであろうがそうではなかろうが、他の男性や女性と同じように普段どおりの態度で接することができるようになりました。

語弊があるといけませんので断っておきますが、だからといって全員と仲良くできるというわけではありません。もちろん合わないなと思う人もたくさんいます。ただ、20代のころや離婚する前であれば、おそらくそんなに仲良くなっていなかっただろう人(男女問わず)とも今ではとても仲良くさせていただいていますし、純粋にその人たちが困っていたら力になりたいなと心から思います。相手の良いところに気づけるようになった・・・と表現したほうが適切かもしれません。そういう意味では離婚は人間を成長させてくれる良いスパイスだと思います。

タイトルから少し内容がずれていたかもしれませんが、結婚や人生に対するこだわりみたいなものが外れ、他人に対する接し方や考え方もかなり大きく変わりましたので、これらの点を伝えたかったということだけでも理解してもらえれば嬉しいです。

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