こんにちは!8月で大きな仕事を終えたので9月上旬は少しだけゆっくりとできそうなけいたです!とはいえ、まだまだコロナ禍が完全に収束しているわけではないので外出せずにこういやってブログを書いています(笑)。
けいたは基本的に占いなどのスピリチュアルなものを信じていません。神社仏閣の参拝やお墓参りに行くくらいです。ただ、信じていないとはいいつつも、今思い返せば離婚直前に不思議なこと(けいたの離婚を後押しするような出来事)が立て続けにあったので、今回はそれらについて紹介したいと思います。
結婚生活を続ける中で関係がギクシャクし出すと、何かきっかけがない限りなかなか修復は難しいと思います。お互いが歩み寄り、良い関係を再構築できる夫婦も世の中たくさんいると思います。でも、けいたの場合はそうではありませんでした。色々な偶然が重なり、修復どころか離婚へまっしぐらに進んでしまうような3つの偶然の出来事が立て続けに起こってしまったのです(細かいものもカウントするともっとあります)。
目次
①10年間会っていなかった学生時代の先輩が同じ職場に偶然入社した
けいたの職場に学生時代の先輩(既婚女性)がたまたま入社し、ばったり再会します。初めに言っておきますが、けいたとその先輩との間には過去にも現在にも男女の関係はありません。何でも相談できる良き姉御といった感じです。
その場ではあまり時間がなかったので、偶然の再会にお互いに驚きはしつつも、今度ゆっくり喋ろう!ということになりました。もちろん当時はお互いに既婚者なので二人で夕食なんていけません(いくらお互い大丈夫だとわかっていても念の為です)。ちょうどそのころ彼女と一緒に仕事をする機会があったので、仕事の話も兼ねて後日職場の近くのお店にランチをしに行きました。
約10年ぶりなので、昔の話や今までどんな人生を送ってきたかなど、色んな思い出話に花が咲きます。その日は軽くランチを済ませただけだったのですが、そこから彼女とお互いの結婚生活について話をする機会が増えていきます。
当時のけいたはお昼もあまり時間がなく、テキトーに軽食を買ってきて休憩室などで済ませていたのですが、彼女も弁当を持参して同じ休憩室で昼食を取っていたので自然に色々な身の上話になります。彼女には2人の子供がいて、子育て真っ最中なこと。仕事と家事、育児の両立が大変なこと、旦那の愚痴など、ごく普通の働く元気な女性といった印象でした。
どこも似たようなものかもしれませんが、休憩室というのは女性たちの井戸端会議の場になりがちです。次第にその先輩だけでなく似たような年齢の既婚女性たちともお互いの結婚生活についてお昼の短い時間にするようになっていきました。当然、けいたも自分の家庭問題について少しずつ打ち明けるようになっていきました。
当時けいたは下記の記事でも紹介したように結婚生活に疑問を抱くことが多く、一人で悩んでしまっていたのですが、彼女たちの話を聞いているとけいたはとても特殊なケースであることに気付きます。
というのも、職場の既婚女性たちの話を聞いていると、当然価値観の不一致はあるため愚痴を言ったりはするものの基本的には離婚するようなことはお互いにしていなかったからです。もちろん、彼女たちは他人に言えることだけを言っていただけなのかもしれませんが、けいたが軽く自分の結婚生活のちょっとした体験談や疑問について尋ねてみたところ、
それはちょっと特殊過ぎるかも!
という返答ばかりでした。お互いに嫌なところがあるのは仕方ありませんが、それでも皆さん何とか協力関係を構築しようと努力をしていました。でも、けいたの結婚生活は全くそういったものからはかけ離れてしまっていて、「あ、やっぱり自分たちの夫婦関係はもう諦めた方がいいのかも」なんて思い始めていました。そんな状況が半年ほど続き、結果的に離婚に突き進みます。
結婚生活に正解はありませんので、「他の夫婦がこうだから」みたいな感覚で自分や配偶者を評価してはいけませんが、それでも度が過ぎるようなことであれば、結婚生活の継続は難しくなります。
これだけは言えるのは、学生時代の先輩に偶然再会したことを皮切りに職場の他の女性の家庭状況(特に各家庭で女性がどのように振る舞っているか)を知れた事がけいたに離婚を考えさせるきっかけになったということです。
もちろんけいたにも色々と問題はあったと思いますが、もしここで離婚するほどのことでもないと彼女たちが思ったのであれば、「まあ色々あるけどお互い頑張りましょう」的なことを言ってくれていたと思います。でも、みんな口を揃えて「それは無理かもね」という反応だったため、決して離婚にブレーキがかかることはありませんでした。
結局、けいたが離婚した後その先輩は退職してしまったのですが、離婚前後にだけけいたの前に現れて離婚を後押ししてくれたという点で今でも不思議に思っています。
②いつもお世話になっている取引先の人に「別れは早い方が良い」と念を押されてしまった
その方は50代前半のオジサマ的な方なんですが、職場は違うものの個人的に飲みに連れていってくださったりする良き人生の先輩という感じでした。いつもはあまりプライベートの話はしないのですが、元妻との関係が悪化してしばらく経ったある日、けいたの結婚生活について話をすることがありました。もしかしたら表情を見て心配してくださったのかもしれません。
けいたが一通り話をし終わったあと、彼は一言だけけいたにこう告げます。
別れは早い方が良い
どうやらけいたの話を聞いて、夫婦として関係を続けていくのは難しいと判断したようでした。実は、その方はけいたが離婚する8年ほど前に離婚を経験し、お子さんは3人いらっしゃるんですが、現在は再婚してとても幸せそうにしています。
結婚生活において大切にすべきことや気をつけるべきことなどについて色々と指南もしてくださったのですが、結婚、離婚、再婚を経験したからこそ説得力がありました。そして、何より勇気づけられたのは「けいたくんは決して結婚生活に向いていないわけではないよ、むしろ十分頑張ってる」と言ってくださったことでした。そして、良くも悪くもこの一言でけいたの離婚へのブレーキがまた一つ外れます。
その後、しばらくしてその方は別の企業へ転職し、けいたとは年に2、3回連絡を取り合う程度で仕事上直接関わることはなくなりました。離婚直前に急に親しくなった人間関係という意味では、この方もある意味けいたのターニングポイントならぬターニングパーソンになりました。
③学生時代にお世話になった恩師に悟ったかのように我慢したら駄目だよ・・・と背中を押された
これもすごく不思議なんですが、ちょうど夫婦関係で思い詰めていたころけいたの大学時代の恩師に再会します。その方は還暦を超えていて、ご夫婦共にけいたはよく知っているのですが、その奥さんの方に
我慢したら駄目だよ
と強く言われます。けいたは自分の夫婦関係について一切話をしていないのにです。もちろん、近況について尋ねられていたら素直に何でも応えていたと思いますが、その恩師ご夫妻はけいたには一切結婚生活について尋ねることはありませんでした。
というか、正確に言うと、食事を終えたお店の前で別れ際にそう言われたので、話すチャンスが全くない状況でした。食事中は全く関係ない話をしていたのに突然「我慢したら駄目だよ」と言われたので、正直ビックリしたのですが、けいたの話し方や表情などから何か思い詰めていることを察知していたのかもしれません。
もしかしたら、そのご夫妻は別のことに対して言っていただけなのかもしれませんが、けいたはその時夫婦関係のことで頭がいっぱいだったので、その日、家路につく途中に離婚届を取りに行ったのでした。
縁があって結婚したけど、縁が無くて離婚した
本当にこれに尽きると思います。けいたは周りに流され勢いで結婚してしまったところがあり、今思えば反省すべき点ではあるんですが、それでも縁が無い人とは結婚まで至りません。だから元妻とは縁があったんだと今でも思っています。
でも、それと同時に縁がなかったから離婚をしたとも思っています。そういうことが立て続けに起こったということはそういうことなんだと思います(そうやって自分に言い聞かせて気持ちの整理をしていたところもあります)。ここで一人でも「もうちょっと考えても良いんじゃない?」と言ってくれる人がいたら違ったのかもしれませんが、けいたの家族や友人、知人の中にそういった発言をする人はいませんでした。
何より、離婚直前に急に現れ、離婚後に急に去っていった上記3つの出会いについては本当に今でも不思議に思っています。けいたは科学的根拠のないものは信じないですし、単なるこじつけだと言われればそれまでです。でも、そうはわかっていても、これらのことについては神様なのかご先祖様なのか守護霊なのかわかりませんが、何らかのお告げだったのかな?なんて軽く思うようにしています。
結婚は勢いとタイミングなんてよく言いますが、離婚も同じだと思います。そんな勢いとタイミングをもらたらす不思議な出会いが皆さんの結婚や離婚の前後にも訪れるかもしれませんね。