離婚は珍しくない?バツイチ人口の割合

こんにちは!総理大臣が辞意を表明しましたね!これについて色々書きたいこともありますが、今回は控えておきます!(笑)

さて、以前このブログでも日本の離婚率バツイチの再婚率について書きましたが、今回もバツイチ統計に関する投稿になります。厚生労働省が発表している「人口動態統計の年間推計」を参考にすると、年々離婚件数自体は減ってきてはいるものの、依然として毎年20万組もの夫婦が離婚しています。
※離婚経験者の中にはバツ2以上が含まれますが、今回は全てバツイチとして扱っています。

しかし、ここでけいたは一つ疑問に思うことがありました。それは、

一体、世の中(日本限定)には
何人の離婚経験者がいるのだろう?

ということです。そこで、またまた同じく厚生労働省のデータから単純に計算してみることにしました。

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目次

10年間で450万人以上の男女が離婚している実態

最新のデータではないのですが、2009年から2018年の10年間に離婚した夫婦の合計数は,ズバリ

2,291,621組

です。約230万組の夫婦が離婚したことになります。これを人口に直すと、1組の夫婦には夫と妻がいますので、単純に2倍されて、

4,583,242

となります。10年間で約458万人の離婚経験者が生まれていることになります。もちろん同じ人間が何度も離婚を繰り返す可能性もありますので多少これよりは減ると思いますが、それでも10年以内のバツ2以上の人口はバツイチに比べると多くはないため、この数字を使うことにします。

どうでしょうか?多いと思うか少ないと思うか、人によって感じ方は違うと思ういますが、けいたはこの数字を見て意外と少ないと思いました。

20歳以上の人口から割合を算出

2018年2月時点での日本人総人口から20歳未満の人口を差し引いた数は105,067,000人(約1億500万人)ほどになります。日本の総人口はだいたい1億2000万人ほどなので、20歳未満の青年や子どもたちは合計しても2000万人ほどしかいないのか!と思うと、やはり少子化が進んでいることを実感できます。

じゃあこの20歳以上の大人たちの中に何人離婚経験者がいるのかと言うと、非常にアバウトな計算ではありますが、

458万人÷1億500万人=約4.4%

となります。つまり、街を歩いていて無作為に20歳以上の老若男女を100人集めて「あなたは離婚を経験したことがありますか?」という質問をしたら、4〜5人くらいが「YES」と答えることになります。こうやって数字を見ると、意外と少ないと感じる方も多いのではないでしょうか?

※10代で結婚して10代のうちに離婚する場合はこれに含まれませんが、少数の可能性が高いので今回は含めないことにしています。

20年間に拡大するとさらに増加

ちなみに、1999年から2008年の10年間に離婚した夫婦の合計数は、

2,670,540組

となります。さきほどの10年間と比べると30万人以上の差がありますが、これを使って1999年から2018年の間に離婚した夫婦の合計数を計算すると、

4,962,161組

となります。同様に、夫婦は男女が2人いますので、離婚経験者人口に直すと、

9,924,322

となります。20年間で1000万人近い男女が離婚を経験していることになります。20年という時間のスパンで考えると誤差なども非常に大きくなるため、またまたかなりラフな計算にはなってしまいますが、1億500万人に対する割合で考えると、

992万人÷1億500万人=約9.4%

となります。無作為に20歳以上の100人の老若男女を集めると、9〜10人くらいが離婚経験者ということになります。こう考えると1割に近づいてきましたので、多いと感じる人もいるのではないでしょうか?

20年という月日は、30代で離婚すると50代、50代で離婚すると70代を意味します。この間に亡くなっている方や離婚を繰り返している方などもいるかと思いますので、単純にこのような数字にはならない可能性が高いです。

でも、今回の分母は20歳以上の日本人の総人口ですので、この中には既婚者もいれば、未婚者(一度も結婚したことのない人)もいます。既婚も離婚も含めた結婚経験者総人口を分母にして計算し直すと、もっと高い数字になるのかもしれません。

皆さんの身の回りでも離婚は珍しくなくなってきているとは思いますが、本当は言わないだけでもっとたくさんの離婚経験者がいるということをこの数字は物語っています。昔の友人や職場、ご近所さんなど、数えてみたら何人もいた・・・なんてことがあるのではないでしょうか?

今回は短くなってしまいましたが、以上バツイチ人口の割合調査でした!

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