こんにちは!バツイチ子なし男のけいたです!梅雨明けしたもののコロナ感染者が激増していて、どこにも行けておらずウズウズした毎日が続いています!!!
さて、今日は結婚後の相手の両親との付き合い方について書きたいと思います。実はこれ、けいたの周りの既婚者に話を聞いてみるとかなり千差万別です。なので一概にこれが良いとかあれが悪いとかいう話はできないと思っています。あくまでもけいたの場合はこうだったんだと思って読んでいただければ嬉しいです。
目次
徒歩5分圏内に住む義父母
ちなみに、けいたが1回目の結婚をしていたとき、元妻の両親は家から徒歩5分圏内のところに住んでいましたので、スープが冷めないどころか熱々の距離でした(笑)。しかも、そのまたすぐ近く(同じく徒歩5分圏内)に元妻の祖父母も住んでいたため、3世代が目と鼻の間の距離で生活をしていました。
サザエさんで言うところのマスオさん状態(婿養子)まではいかなくても、ほぼそれに近い状態でした。このマスオさん状態という言葉は夫婦生活においてあまり良くない意味として使われることが多い(旦那の自由度が低いという意味で)ですが、当時のけいたはそんなに気にならないだろう・・・と呑気に考えていました。むしろ将来子供ができたら元妻も義母に色々と頼ることもあるだろうから安心できる距離にいた方が良いと思っていました。
これについては今でもそう思っていて、相手の両親と仲良くできるのであれば、近くにいたほうが女性にとっては色々とメリットも多いと思っています。ただ、何でも度が過ぎると良くないもので、夫婦のどちらか一方が完全に片側の両親に取り込まれてしまうような関係なら問題だと思っています。けいたの場合も例外ではなく、そんなに甘いものではありませんでした。
親は我が子の肩を持つ
結婚直後、一緒に住み始めたときは、「うちの娘はもう他所の家の人間になったのだから、干渉しない」と言って、けいたと元妻には一切口出しをしませんでした。これを聞いてけいたは素晴らしい母親だなあなんて思っていたのです。結婚して夫婦になった以上、2人で新たな世帯を築いていくわけですからね。
でも、結婚2年目を迎えたころ(つまり以前こちらで書いた事件が起きたあたりから)、義母の対応も少しずつ変わっていったのでした。ちょうどその頃、けいたの仕事はかなり繁忙期を迎えており、とても忙しい毎日を過ごしていたため、色々と家事がおろそかになっていました。けいたは、「平日の家事が難しければ土日にまとめてやってしまえば良い」なんて楽観的に思っていたのですが、元妻は毎日掃除・洗濯をして部屋や衣類をピッカピカに保っていなければ済まない性格でした。
この点については、けいたはいつも元妻に申し訳ないと思っており、平日に遅く帰宅した日も出来る限り掃除をしたり、洗濯をしたり、下手なりに料理を作り置きしたりしていました。でも、あの事件が起こってから、けいたは一気に愛情が冷めてしまい、家事に身が入らなくなってしまったのでした。
そして、この頃から元妻の母親はLINEで長文のメッセージをけいたに送るようになります。
一番多かったのが、
けいた君の家事の仕方が気に入らないみたいなんだけど、もう少し言うこと聞いてあげられないかなぁ?
というものでした。
どうやら元妻が義母に泣きついたらしく、それを心配して連絡をしてきたようでした。他にも、「あの子は神経質なんだから、もっと理解してあげてほしい」とか「あの子はブラック企業で働いていて色々とストレスも多いからもっと気遣ってあげてほしい」という内容のものもありました。
正直、元妻は割と待遇の良い会社で働いていたため「ん?これでブラック企業か???」とは思いましたが、けいたは「ご心配をおかけしてすみません」とか「もう少し努力します」というような当たり障りのない返事をしていました。でも、ただでさえ仕事で忙しいのに、そのようなやり取りをするたびに、とても嫌な気持ちになっていました。本当は言いたいことを素直に言えば良かったのかもしれませんが、ここで反論をすると、ますます関係が悪化するような気がしてじっと堪えるしかありませんでした。
このときは明らかにけいたも我慢をして日々を過ごしていたためストレスが溜まっていたように思います。何より、夫婦なんだから母親を介さずに元妻自身が直接けいたに言えよ!!と思ったのももちろんですが、母親もけいたに面と向かって言わずにLINEでばかり意見を伝えてくることにやりづらさを感じていました。元妻も親離れできておらず、義母も子離れできていない・・・まさにそんな状態でした。
とりわけ辛かったのは、LINEのメッセージが届いた後に相手の母親に会った時です。けいたが元妻の母親からメッセージを受け取るようになってから、近くのスーパーで偶然その母親に出くわしたことがありました。その時は元妻はおろか、他の親戚もいないため、けいたと義母2人の状態です。普通の関係なら問題ありません。でも、かなり長文のLINEが届いた後(しかもあまり良い内容ではない)、その送り主に直接会ってしまうと、やはり気まずいったらありゃしません・・・。ぎこちない挨拶だけをして結局その場はやり過ごしたのですが、LINEの内容に触れられることもなく、こちらからも尋ねられず何とも言えない空気が流れます。
このときけいたは再認識させられたのですが、LINEなどのチャットやメールはとても便利なものではあるものの、大事な事であれば直接対面で話をしなければ、関係の崩壊につながる可能性があります。そんなことは当たり前のことなので頭ではわかっていたのですが、当事者になってさらに言葉の重みを実感したのでした。
一度このような状況になってしまうと、相手の実家に行きづらくなります。正月なんて地獄でした(笑)。雰囲気を見ている限り、義母がけいたに直接LINEでクレームを入れていたことを元妻や親戚は全く知らない様子でした。ただ、知ったところでフォローしてくれるような親戚はいなかったように思います(笑)。
ちなみにけいたの両親は以前もこちらで書いたように車で2時間かかる距離に住んでいたので、年に会うのはけいたでさえお盆か正月くらいでした。元妻はけいたの両親に会うのを拒み、次第に帰省についてこなくなっていきましたが・・・。
車で15分くらいの距離が良い
スープの冷めない距離というのは車でだいたい15分くらいの距離なんじゃないかと思っています。歩いて5分くらいの距離だと、親は気になってついつい我が子の様子を伺いに来たくなるものだと思います。
元妻の母親へは、何かあったときのためにと家の合鍵を渡していたのですが、次第に何かと理由をつけて夫婦が不在のときにも部屋に勝手に入ってくるようになっていきました。もちろん関係が良好で、全く気にならない人なら問題ないと思います。けいたもどちらかというとそういうことはあまり気にならないタイプです。でも、勝手に布団のシーツが洗われていたり、食器が洗われていたり、食事が作られていたりしたときは、正直やり過ぎだと感じました。これについてはやり過ぎかそうでないかの判断はとても難しいところですが、個人的には躊躇なく夫婦の家に入ってくるようになっているか否かが一つの判断基準だと思ってます。元妻の母親も、初めのうちはインターフォンを鳴らして入っていたのですが、次第に慣れてしまったのか、我が家のように鍵を開けて遠慮なく時間を問わず入ってくるようになりました。
おそらく、そうやって合鍵を使って夫婦不在の家に入り、まだ終わらせていない家事を目の当たりにしたことが余計にけいたに対して物申さねばと思わせたのだと思います。でも、当時のけいたは、「それくらいは夫婦で話し合いをするから黙っておいてくれ!」「頼んでもいない家事は余計なお世話だ!」と言いたい気分になっていました。明らかに夫婦の両方が忙しいとわかっているときのヘルプはとても助かるためすごく有り難いものです。でも、それによって見返りを求めだしたり、相手を責めるようなことがあると、そんなことなら止めてくれ・・・と義理の親との距離は広がってしまうように思います。
人によって意見は異なるとは思いますが、夫婦どちらか一方の実家の近くに住むこと自体、けいたは反対ではありません。ただ、合鍵を渡すのはオススメしません。合鍵を渡すという行為は一気に親密度を上げる行為ですので、本当にそこまでしても良いご両親なのかどうかを事前に確認し、配偶者ともしっかり相談した上で決めた方が良いと思います。