もういや!!!この人とは一緒にいられない!!!
そんなことを毎日のように考えてしまい、悶々とした日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか?
はい!こんにちは!!!けいたです!東京では再び感染者が200人を超える日が続き、もう一度緊急事態宣言を発令した方が良いんじゃないかと思っています。中途半端な辛抱をして何度も感染者の増減を繰り返すより、一回でとことん対策をして早くケリをつけたいところです。経済優先なのは仕方がないことかもしれませんが、お金がないと全く生きていけないような私たちのライフスタイルや生き方そのものを見直さなければいけないとも思っています(ちょっとマジメな話?)。
さて、今日はタイトルの通り「夫婦の信頼関係」について書きたいと思います。
実は、けいたも本当の意味で離婚ということが頭に浮かんできたのは割と関係が最終局面を迎えてからだったように思います。でも、そうなったときにはなかなか関係を元に戻すことは大変なように思います。
目次
そもそも離婚というワードが浮かんだ時点で関係は既にほとんど終わっている
経験者として言わせてもらえば、これは本当にその通りだと実感します。
いくら関係が悪化したとしても、その先に離婚を見据えていなければそもそも「離婚」というワードすら思い浮かばないはずです。理由は何にせよ、このままだと行き着く先は離婚かも・・・と一度思い始めると、何か夫婦関係で嫌なことがある度に「離婚」という結末がチラつくことになります。その結果、お互いに対する日常の態度なども大きく変わってしまい、最終的に本当に離婚につながってしまいます。
けいたの場合、「離婚」というワードが頭をよぎったのは、信頼関係が崩壊し始めてからでした。それまで日常の些細な喧嘩(生活習慣の違いが原因)などはありましたが、少しずつ長い時間をかけてお互いにすり合わせをしていけば良い、と考えていたので離婚に至るなんて全く思いもよりませんでした。むしろそういうすり合わせによって信頼関係を構築するものだと思っていました。
しかし、結婚2年目に、生活習慣とは別のことが理由で大喧嘩をすることになります。
信頼関係が崩壊し始めた最初の出来事
けいたが結婚していたときは、共働きだったのでお互いに毎日忙しくしていました。特に、その年は仕事で大型プロジェクトに関わる機会があり、頻繁に出張の予定が入っていました。そんな中、けいたは3泊4日で遠方に出張に出かけることになったのですが、ここでちょっとした事件が起こります。
出張先で朝から晩まで色々と忙しくしていて、あっという間に時間が過ぎていったのですが、無事仕事を終えて明日には帰れる!とホッとしていた最終日の夜、ここで元妻から1通の連絡が入ります。
内容を確認すると、どうやら職場の友人が終電を逃してしまい、帰れなくなってしまったようで、家に泊めても良いか?というものでした。その日は4月の上旬で、ようやく暖かくなり始めたころだったのですが、夜はまだ寒い日もあり、全国的に天気も良くなかったので、けいたはもちろん泊まってもらうよう返事を返したのでした。
翌日は土曜日。けいたは土曜日出勤も時々あったのですが、出張後のお休みをもらっていました。朝食を済ませた後、すぐにホテルをチェックアウトして、真っ先に家に向かいました。たまたまその日は電車の乗り継ぎが良く、お昼前に家に着くことができました。このとき、けいたは早く着いたとはいえ、さすがに昼前くらいなら元妻の友達も既に帰ってもらっているだろう・・・とのんきに思っていました。
しかし、玄関の扉を開けると思いがけない光景を目にします。てっきりけいたは元妻のその職場の友人が女性だと勝手に思い込んでいたのですが、実は男性だったのです。しかも、リビングのソファで仲良く一枚の布団を共有して一緒に寝ていたのでした。テーブルの上には飲みかけのお酒やおつまみが散らかっており、その場でけいたはつい感情的になってしまったのでした。
その後、友人の男性にはすぐに帰ってもらい、少しけいたが冷静になってから、話を聞くことにしたのですが、「別に何もなかった・・・なんでけいたがそんなに怒っているのか理解できない」とのことでした。そして、この事件をきっかけに2人の関係はギクシャクし始めます。
実際、本当に何もなかったのかもしれませんし、けいたもその言葉を信用しようと努力しました。でも、頭ではわかっていても、感情がなかなかそれについてきませんでした。信じよう信じようと何度も意識的に思っても、心の片隅のどこかで、けいたが何も知らないだけで元妻とその男友達は2人だけの熱い夜を過ごしていたのかもしれない・・・、そんな疑念を拭い去ることができなかったのでした。
もしかしたら似たような経験をしている夫婦は世の中たくさんいるかもしれません。友達以上恋人未満という言葉が使われ始めて久しいですが、これはある意味で友達以上不倫未満です。けいたは今まで今回のような半分修羅場の経験をしたことがなく、仮に自分が当事者になったとしてもそんなに気にならないだろう・・と思っていました。でも、いざ実際に経験をしてみると頭で想像するものとは全く違いました。
けいたの知らないところで異性と食事に行くくらいならまだしも、自宅の密室で二人っきり。しかも同じ布団で寝る。いくら鈍感な人間であってもこんなことをされれば何とも言えない複雑な気持ちになります。このときのけいたはすぐにその男性と元妻を怒鳴りつけたい気持ちで一杯でしたが、同時にそれでは心が狭い人間なのかもしれない?という疑問も込み上がってきて、感情と理性が葛藤し、とても辛い精神状態でした。「冷静に、冷静に・・・」そう自分に言い聞かせながら、手にはびっしょりと汗をかいていました。
一度信頼関係が崩壊した後の再構築は非常に困難
結局、元妻も最終的には謝ってくれて、けいたにも言い方など、改めたほうが良い点があったので、一旦は和解することになりました。しかし、その時はスッキリした気持ちになったと思い込んでいたのですが、実際には全くそうではなく、その後は夫婦の間に何とも言えない距離感が生まれました。夫婦なんて世の中千差万別なので異性関係で問題があったとしても、2人が気にしなければ何も言うことはありません。でも、ギリギリ浮気や不倫にならないからといって未遂のような行動をされると相手に対する信頼度が一気に落ちることをこのときけいたは初めて思い知らされました。こんな人と一生一緒にいて良いのだろうか?なんてことを考えてしまうのです。
少なくとも相手に対して疑心暗鬼になったり、思いやりを持てなくなると思います。けいたの場合、和解後の一週間くらいは頑張ろうという気持ちになれたのですが、お互い仕事が多忙だったこともあり、徐々に会話が減っていきました。
そんな状況も相まってか、元妻はその後も職場の男友達と月に数回食事に出かけたりしていたようでした。けいたはあまり束縛をするのもされるのも好きではないので、居座古座があった後も「気にせず会ってくれたら良いよ」と元妻に伝えていたのですが、そうは言うものの内心複雑でした。一度言ってしまった手前、そんなことでまた喧嘩になるのも面倒だと思ってしまい、形容しがたいストレスが少しずつ溜まっていきました。
そんなこんなでお互いの間にできた溝は狭まるどころかどんどん開き始め、気づけば修復困難な状態にまで陥っていました。何とかけいたも関係を修復しようとお互いが休みの日に食事に誘ってみたり、旅行に出かけてみたりもしましたが、美味しい食事や綺麗な景色は気休めにしかならず本質的な解決にはなりませんでした。また、色々と元妻が嘘をついていたことが判明したり、不妊に関わる持病を隠していたことが発覚したり、一旦は良い方向に向かっても、結局悪化してしまう出来事が連続しました。ここでは言えませんが、耳を疑うようなとんでもない大事件も数回起こりました。このときばかりはさすがにけいたもドン引きしてしまい、離婚直前には家庭内別居のような状況に陥ってしまいました。これら全てを包み込めるくらい懐の深い人間であればよかったのかもしれませんが、そんな心のゆとりはありませんでした。
ただ、けいたは未熟だったこともあり、心の準備ができていないことに対して柔軟に対応することができませんでした。こちらからもあまり積極的に意思疎通を図ろうとせずにいました。半分、関係を諦めていたと思います。このときすでにけいたの頭の中は「離婚」という二文字で一杯でした。
もしかすると、同じように浮気や不倫をされた配偶者というものは、けいたよりももっと複雑な心境になるのかもしれません。スパッと関係を断ち切って離婚する人もいるでしょうし(けいたの場合は話し合いをしたものの、これに近い)、自分の気持ちを押し殺して、良い関係を演じる夫婦もいると思います。特に女性は経済的な理由や子供を理由に、気持ちのない夫と熟年まで夫婦関係を続けるということもあると思います。
周りから見て仲睦まじいオシドリ夫婦に見えたとしても、実はお互いに色々あって常に頭の中は離婚でいっぱいというケースもあると思います。男女で差はあると思いますが、やはり一度でもひどく傷つけられたり、裏切られるようなことを相手にされると、一旦は気にしていないフリをして何とか気持ちを抑えたとしても、必ずいつかそのときの悲しい気持ち、不信感、憤りなどが複雑にこみ上げてきますので、信頼関係を回復するためには相当な時間と努力をかけないと難しいと思います。30歳前後になってくるとみんないい大人なので冷静さを保とうとすると思いますが、心の内は根に持ったまま・・・なんてことの方が多いと思いますので、一度でもそのようなことを恋人や配偶者にしてしまった経験のある方は、相手の態度を見て大丈夫そうだからと安心せずに長い時間をかけて信頼を取り戻す必要があります。
今となっては、まあ若いうちはそんなこともあるのかな?と思えるようになりましたが、これはけいたが関係を終わらせたからなのかもしれません。あのままずっと結婚生活を続けていたら、今もなお当時の不信感を抱いたまま日々を過ごしていたと思います。
コメント
けいたさん
はじめまして。
私は昨年11月に一年半で29歳で離婚しました。
離婚同意した時はどうすれば良いか分からずググっていたところけいたさんのブログにたどり着きました。
今は非公開のようですが「妻が自分の理解者だと勘違いしていた」というような記事を読んだとき、
何故か安心してしまったのを覚えています。
恐らくですがそれまで自分がしていた当たり前のことがエゴだと気付かされ、自分が反省すべき点が明確になったからだと思います(相手が思う全ての不満の原点を見つけられた気がしました)。
ただ、私側としてもどうしても納得できない部分があり、結局は離婚に至ってしまいましたが当時の記事には反省する機会とそれを相手に伝える機会を作ってもらえ、私自身も離婚という事実を受け入れることができました。
それでも先に妻が出ていった空の部屋を見た時はそれまでの生活が蘇り大号泣しましたが私自身の引越しも落ち着き今は粛々と生活しております。
個人的に「勇気をもらった」という表現を好みませんがけいたさんのブログには勇気を貰い、離婚後も他記事を読んで「確かに!」と共感させていただいております。あの記事を読む機会が無かったら成り行きのまま離婚してしまい、過去に囚われてしまっていたでしょうし、同じことを今後してしまう可能性がありました。
内容が内容だけに申し上げにくいですがこのようなブログを運営してくださりありがとうございます。
今後もけいたさんの益々のご清祥をお祈り申し上げます。
goppyさん
はじめまして、けいたと申します。ブログを読んでいただきありがとうございます。最近更新が滞っておりお恥ずかしいです。記事の間違いについては真っ全く問題ございませんのでどうかお気になさらないでください。Googleでも離婚関係の記事ってたくさん出てきますので紛らわしいですよね。
私も離婚後は本当に苦しみました。こんなことなら離婚なんてしない方が良かったのかも、、、と一時期は思っていました。でも、時間が経つにつれて当時は全く想像のつかないようなとても清々しい気持ちになっています。ひとつだけ言えることは、結婚中は全く自分らしくいられなかったということです。本来の自分を押し殺してたくさん無理をしていたように思います。
離婚を経験すると回復まで時間がかかると思いますが、それが普通なのであまり自分を責めないで欲しいなと思います。むしろ離婚を経験すると人間として一皮剥けます。私はそう思えるまでまる2年かかりましたが、それくらい今では離婚して本当に良かったと思えます。人生山あり谷ありですので、どうかお体に気をつけてゆっくり休みながらマイペースで過ごしていただければと思います。