子供が幼いうちに離婚するパターン

こんにちは!東京では再び感染者が増え始めているようで、そのうち第二波となってまた緊急事態宣言が発令されるのではないかと怯えているけいたです!

さて、今回は「子供が幼いうちに離婚するパターン」について書きたいと思います。なんでこんな記事を書くのかというと、ずばり今けいたの周りに子供が生まれて間もないのにもう離婚を考え始めている女性が2人いるからです!笑えません!(笑)でもそんな人たちを見ていて思うことがあります。それは、

結婚の目的=子供を授かること

になってしまっているのではないか?ということです。

実はその2人とは彼女たちが結婚をする前から知り合いだったので一連の過程を聞いているのですが、当時口を揃えて言っていたことが、

あんまり好きじゃないけど、年齢的にも子供がほしいし今の彼氏と結婚しようかな~

でした。これだけ聞くと「そんな理由で結婚相手を選ぶなよ!」と言いたくなる方もいるかもしれませんが、これって簡単に彼女たちを非難できない本当に難しい問題だなとけいたは思っています。

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目次

子供が生まれるまでは次がある、でも生まれた後は現実しかない

何となくですが(特に女性は)、

小学校→中学校→高校→大学→就職→結婚→出産→子育て

という人生プランを無意識のうちに抱いている人が多いように感じています。これは自分の周りの友人や知人の影響なのか、それともメディアや教育の影響なのか、確実なところはわかりませんし、全員に当てはまるわけではありませんが、話を聞いている限りそういうことを前提として人生における取捨選択をしているように思います。

特に女性の場合、何歳くらいまでに出産する・・・ということを明確に定めている人が多いとけいたは感じています。そんな人生思ったとおりに行けば誰も苦労しないんですけどね(笑)。

特に20代のうちは30歳までには結婚して出産する!や30歳までには仕事に集中して35歳までに結婚して出産する!という人生プランを掲げている声をよく耳にします。実際には、表立ってそんなことベラベラと話すひとなんていませんが、飲み会などでこっそり聞いたりしてみると若い女性はすごくそういうことを真剣に考えていることに気付かされます。そういう意味では男性は計画性が無い人が多いのかもしれませんね。

ただ、ここで気をつけないといけない点は、人生プランに出産の後が無いことです。もちろんその後は大変な子育てが待っているわけですが、ある意味で「最後の到達点」に達した後は、次の目標を失って気づいたときには好きかどうかもわからない配偶者だけが残り、目の前には過酷な子育てしか待っていなかった・・・なんてことが起こります。

もちろん、大変な子育てを経て夫婦の絆が深まるケースもたくさんありますし、けいたの周りにもそうやって信頼関係を強固にしてきた夫婦が何組かいますので、一概には言えません。でも、冒頭で紹介した2人の女性に関して言えば、彼女たちは結婚や出産が人生の目的になっているようにしか見えませんでした。しかも、話を聞く限りでは、旦那の給料は高くなく、家事や育児も積極的ではなく、会話も合わないと言います(あくまでも女性側の意見のため主観的な意見ではある可能性があります)。そうなると、女性にとって旦那は用無しになってしまうため、「私、何してるんだろう・・・こんな人生で良いのかしら」となってしまうようです。

そして旦那に対しても思いやりを持って接することができなくなってしまいます。そうなると、旦那側も妻に対して優しく接することはできなくなってしまいますし、負のスパイラルに入ってしまうため、良いこと無しです。

結局、2人のうち1人は子供のことを考え、離婚を踏みとどまったようですが、どちらかが不倫などの決定的な行動を起こせば、たちまち離婚になる可能性はありますし、今後またいつか関係が悪化して離婚に至ることだってありえます。それまでにお互いが人間的に成長し、気持ちにもゆとりができて、柔軟に結婚生活を送れるようになれば良いと思いますが、人生はまだまだ長いのでそれはこれからの2人次第なのかな?とも思っています(余計なお世話ですが)。

縁があったから結婚した

そもそも縁がなかったら、いくらお互いが愛し合っていても障壁だらけで結婚まで至りません。逆に言い換えればそんなに愛し合っていなくても縁があればトントン拍子であっという間に結婚まで至ることがあります。そのため、慎重になり過ぎて、あれも嫌これも嫌と結婚相手を選り好みしていてはいつまでたっても自分にとって良い相手なんて現れません。ある程度のところで見切りをつけて妥協したとしても後でいい関係を築けることだってあるはずです。

大事なことは依存心を捨てること

そもそも子供だけを目的に結婚すると、後で関係がこじれるパターンが多いように感じます。仮に30歳で結婚したとして80歳まで一緒にいたとします。もちろん授かる人数にもよりますので一概には言えませんが、30歳から35歳くらいまでの間に2人の子供を授かったとしても子育てをするのは60歳までではないでしょうか?というか逆に子供が20歳になっても親が子育てなんて言っていたら少し危ういです・・・(汗)

そうなると、かなりアバウトですが、結婚生活のうち約半分は少なくとも夫婦2人の時間になります。ふたりの人生をどう過ごすかということを大事になります。このとき、お互いに相手の欠点ばかりを責め合い、自分はこんな人と結婚して不幸だ・・・なんて思ってしまうと残りの人生がとても苦しいものになってしまいます。

やはり、結婚生活で大事なことは自立と自律だとけいたは思っています。これは別に経済的な自立とか親から自立するとか、そんなことだけを言っているわけではありません。もちろんそういったこともとても大事なことではあるのですが、もっと大事なことは精神的な自立と自律です。

新婚当初はお互いに新鮮なことも多いため多少の生活習慣や考え方のズレがあっても気にならない事が多いですが、2〜3年してくると段々と些細なことで苛立ちが募ってきます。他人からすると「え?そんなことで?」と思うようなことであっても毎日生活をともにしているとイライラしてくるのが人間の性です。

そうなると、

旦那・嫁は自分の言うことを何にも聞いてくれない!俺・私はこんなに頑張っているのに!!

となるわけです。

これって、当事者になってみると全く気づかないのですが、実は相手にものすごく依存してしまっています。つまり依存心が強くなってしまっている状態です。ここで言う「依存心」というものは、相手に自分の心を満たしてもらおうとする心理状態のことを指しています(けいたは心理学の専門家でも何でもないので自信はないですが、個人的にはそうだと思っています)。そうなると、自分は被害者だという意識が強くなってしまい、相手の批判しかしなくなります。

離婚理由の第1位が男女共に「性格の不一致」ということですが、けいたは正確には「依存心」と言い換えるべきではないかと思っています。この世に完璧に性格が合う人なんてこの世に存在しないので、そもそも性格の不一致を離婚の理由にするならば、結婚なんてしないはずです。でも、実際には結婚して離婚してしまう夫婦が後を絶たないということは、やはり皆少なからず「依存心」というものを内に秘めていて、「結婚したらこうあるべき!」というような固定概念も相まって、「相手が全く理想の夫や妻になってくれていない!」という思考回路になっているのかもしれません。

特に、「結婚したら夫婦は協力し合うのが当たり前」という常識のせいで自分が依存心に囚われてしまっていることに気づかない夫婦が多いとけいたは思っています。ここで勘違いしてほしくないのですが、夫婦が協力し合うことはもちろん当たり前です。それはけいたも賛成です。ただ、仮に夫婦が協力し合えなかったとしても自分の心を満たす方法を他にもいくつか準備して依存心が強まらないようにすることが重要だと思っています。

相手に心を満たしてもらうのではなく、まずは自分で自分の心を満たせるようになることが大事なわけです。そうなって初めて自立や自律をできたと言えるのかもしれません。人によっては隠れて不倫をすることで空いた心を埋めてもらっている人もいるでしょうし、夢中になれる趣味があるから満たされている人もいると思います。ママ友同士でおしゃべりをしてストレスを発散して満たされる人もいるでしょうし、そもそも生まれつきあまり依存心が強くない人もいると思います。

もちろん、依存心を弱めるために不倫するなんて!!という意見もあるとは思いますが、本質はやはり「自分ひとりでも自分の心を満たせるかどうか」ということがとても大事なんだとけいたは思います。

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