男が離婚を決断するまで

こんにちは!!緊急事態宣言が解除されましたね!でも、宣言が発令されようが解除されようが、今まで通り気を緩めずに感染予防に注意を払うことが大事だと思っているけいたです!

さて、今日は男が離婚を決断するまでについて書きたいと思います。けいたの場合、離婚を決断するまで随分時間をかけました。最終的に1年半くらいかかったように思います。まあ、すぐに離婚を決断する人なんて特別な理由がない限りなかなかいないとも思いますが、けいたは何度も元妻と話し合いを重ねて、本当にこの決断が二人にとって良いのかどうかを慎重に考えました。そのためなのか不思議と未練のようなものはありませんでした。一般的に女性よりも男性のほうが未練たらしくなり、別れたあとは引きずると言われますが、けいたの場合はあまりそういうことはありませんでした。

もちろん、離婚後に急に一人になり孤独感に襲われて食欲がなくなったりすることもありましたが、元妻に対する想いというよりは、自分は駄目な人間ではないかという自信喪失や将来の不安などからくるストレスが原因でした。やはり、お互いにしっかりと時間をかけて話し合いをしていれば後で納得のいく結果になるんだと思います。当時は元妻にされたことなどに対して苛立ちが湧いたりすることもありましたが、そういう意味ではしっかりと話し合いをしてくれたことに感謝しています。

今回は離婚後のストレスで食欲がなくなってしまったときにどうすればいいかについて書きたいと思います。ストレスが食欲減退に影響のない人にとって...

ところで、ここでひとつ言えることがあります。それは、

男は離婚を決心するまでほとんど誰にも相談しない

です。

実はこのことにけいたは離婚して初めて気付きました。思い返してみれば、けいたは結婚生活の中で離婚の可能性が浮上してから誰にも相談せずにずっと一人で悩んでいました。これは人によって様々かとは思いますが、一般的に男性のほうがその傾向が強いように感じます。そして、男性から離婚を切り出す場合も女性から切り出される場合もどちらにも言えることです。けいたの周りのバツイチ男性は離婚の話を当時の奥さんに持ちかけたときには既に一人で色々悩み、かなり固い決心をしていた、あるいは逆に奥さんの方から持ちかけられた場合には最終的にそれを呑むまでに誰にも相談しなかった・・・なんてケースがたくさんあります。

一方で女性は違うように思います。これは男性と女性の脳の違いなのかもしれません。けいたは離婚後になぜか色々な既婚女性から離婚の相談を受けるようになったのですが、そのときの共通点として、女性は話を聞いてもらいながら気持ちを整理し、自分がどうしたいのか?どうしていくべきなのか?ということを再度組み立て直しているように感じました。基本的にけいたはこのような相談を受けた場合、よっぽどの理由がない限り離婚を勧めていないのですが、けいたに相談してくれた女性(友人や先輩、後輩など)は全員それをしっかり聞いてくれて結局離婚せずに踏みとどまりました。

でも男性の場合は違いました。まず、女性からの離婚相談は多くても男性からの離婚相談は圧倒的に絶対数が少ないです。そして、相談されたときには全て気持ちの確認作業であり、背中を押してほしいだけ・・・ということが多いです。既に自分の中で気持ちは固まっていて、それを肯定してほしいから話しているだけなんですね。おそらく、離婚に限らず男性が人に相談するときって既に決断しているときなんじゃないでしょうか?つまり、男性の場合、相手に何かを持ちかけるときは考え抜いた結論だ・・・という事後報告であることが多く、女性の場合は、現在進行系の中間報告を何度も繰り返すイメージです。

なんとなくですが、男性は悩みを抱えている状況に陥っていること自体に恥ずかしさやみっともなさみたいな感情を抱くのかもしれません。特に結婚に関して言えば、結婚生活をうまく送れていないということ自体に劣等感や格好の悪さのようなものを感じてしまい、人になかなか言えなくなってしまうのかもしれません。人はみんな悩む生き物なので、別に離婚危機に陥ってしまって結婚生活がうまくいっていなかったとしても自由に相談すれば良いんですけどね。けいたもそれができなかった一人ですが・・・(苦笑)。男性は一般的にプライドが高い生き物なので仕方のないことなのかもしれませんが、今となってはそういうプライドはかなり人生を邪魔してしまうような気がしています。面倒くさいですね・・・。

男性が離婚を決心するまでほとんど誰にも相談をしないということが真実だとすると、夫が妻に離婚を切り出したときには妻からするとまさに青天の霹靂状態になります。夫には結婚生活に対する不満なんてないと思っていたのも束の間、実は一人でずっと悩みを抱えていて考え抜いたあげくの決断だった、なんてこともしばしばあるのではないでしょうか。このような場合、離婚を避けることはとても難しいと思います。もちろん人にもよりますが、一般的に男性は一度決めたことをあまり変えたくないというプライドもあるように思います。

夫婦喧嘩は犬も食わぬと言いますし、他人が他所の夫婦に口出しするのはよくありませんが、夫婦同士が言い合うと喧嘩になることでも第三者が指摘したら丸く収まることもありますので、口出しはしなくても話だけは聞く、ぐらいは周りの友人や先輩後輩などがしても良いのではないかなとけいたは思っています。これだけ核家族が慢性化している社会ではなおさらだと思います。

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