プロフィール

ニックネーム:けいた
年齢:30代

20代後半で結婚し、3年弱で離婚。一時は体重が7キロ痩せる。その後10ヶ月ほど経って気持ちが落ち着いてきたので、この経験が誰かの役に立てばと思いブログを立ち上げる。

気持ちが落ち着きつつある頃、そろそろ婚活を始めようと思い立ち、合コン、マッチングアプリ、婚活パーティー、友人からの紹介などを経験。

目次

ごあいさつ

はじめまして!バツイチ30代子なし男の「けいた」と申します。離婚という出来事は一般的に不幸なことであって世間では避けるべきこととしての認識が強いですが、人生は自分の思い通りになかなかうまくいかないもので、何かの拍子で歯車が噛み合わなくなりお互いに努力をし合ってもお別れを迎えてしまうことだってあります。もちろんしないで済むならそれに越したことはありませんし、離婚を勧めているわけでは決してありません。ただ、過ぎた時間は戻って来ませんし、過去にした自分の行動も変えることはできません。だからこそ離婚経験者は望んでいたか否かに関わらず、あの何ともいえない後味の悪い感覚に悩まされるのだと思いますが、このページでは私の婚活体験談に加えてそんな方々に伝えたいことなどをまとめたいと思います。離婚後苦しみを抱えている方々の気持ちが少しでも楽になり落ち着くことを心より願っています。

けいたの離婚原因

けいたの一度目の結婚生活はたった3年でした。25歳くらいのころ知り合った方と3年ほどお付き合いをして結婚しました。当時のけいたは今から思い返せば少し古風な考えを持っていたのかもしれません。

男も20代後半くらいになれば
相手を見つけて結婚しなければ!

と考えていました。

当時、元妻は自分の思い通りにならないと電車などの公共の場でも平気で八つ当たりをして怒鳴りつけるようなところがあり、こんな人とやっていけるのか・・・という不安がありましたが、それでも彼女は結構美人だったのと彼女の方から結婚したいと言ってくれたこともあり、けいたは性格や相性よりも年齢的にそろそろ「結婚すること」を優先してしまったのでした。

元妻の母親からも「うちの娘はいつもイライラしていて、けいたさんは苦労するかもしれないけど大丈夫?」と心配をされていました。そんなことを言われたら普通の人ならとても不安になるところを当時のけいたはあまり深く考えていませんでした。

今となっては見た目や年齢も大事ですが、それ以上にお互いの相性が良くなければ、たとえ適齢期だとしても早まるべきではない・・・とかつての自分に言ってやりたいくらいです。

一緒に住んでみて初めて発覚すること

上記の点だけが問題であればけいたの我慢が足らなかっただけなのかもしれません。しかし、これ以外にもたくさんの修羅場がありました。特に結婚して一緒に住み始めてから発覚したことがたくさんあります。けいたは結婚後元妻の希望もあり、彼女の実家から徒歩5分の距離の所に住んでいたのですが、徐々に義母からの干渉が増えてきたり、自分の知らないところで勝手に物事が進んでいくこともありました。

また、お互い共働きで、しかも彼女はどちらかと言えばいわゆるバリキャリの出世コースまっしぐらの女性だったので徐々に生活がすれ違っていきました。そんなある日、元妻の異性問題が発覚しました。相手の男性に土下座して謝られたこともありました。結婚するまではまさかさすがにそんなことをするような人ではないと思っていましたがこれは結婚してみなければわからないことです。当時はそうでなかったとしても職場などの環境がそうさせたのかもしれません。

また、子どもが欲しいかどうかについてもなかなか考えが一致しませんでした。けいたは結婚する人は皆子どもが欲しいものだと思い込んでいましたが、彼女は仕事が楽しくなり、このまま子どもがいない生活もアリだと言い出し始めました。特に彼女の職場では子どもを持たずに独り身の人生を謳歌する40代の女性が何名かいたようで、そんな生活に憧れを抱いているようでした。子どもは授かりものなのでけいたはできなければ仕方がないが、可能であれば欲しいと思っていましたのでこの点についても揉めてばかりでした。

相手だけを責めることはできない

そんなこんなでお互いに話し合いを重ねたものの一向に噛み合わず結局離婚してしまったけいたですが、今となっては単純に相手だけを責められないと考えています。これは、どれだけ相手を責めようが選んだのは自分であり、自分がもっと相手に対して思いやりを持って接していれば違う結果だったのかもしれないという自責の念があるからです。

一人になってみると考える時間が増え、自分の結婚生活の至らない点を見つめ直すことも多くなりました。たしかに彼女にも問題はあったかもしれませんが、自分も仕事ばかりしていて家事をあまりしていませんでしたし、しっかりコミュニケーションを取る機会を作ろうとしていませんでした。元妻が子どもを欲しくないと言い出したの原因の一つに自分の性格や行動もあったのかもしれないと思うようになりました。

離婚をすると、あれだけ毎日のように喧嘩していた相手であっても、「あのときは悪いことをしたなぁ」と考えるようになります。特にけいたの場合、半年から一年くらいは時々自責の念に駆られ、どうしようもない気持ちになり精神的に不安定な日々を過ごしました。

そんな日々を繰り返した結果、今では純粋に元妻の幸せを願うようになりました。色々と辛いことはありましたが、そんな経験を経て離婚しなければ気づけなかったことにたくさん出会えたという感謝の気持ちがあります。結婚した後に旦那(けいた)よりも素敵な男性に出会ってしまった、ということがあってもおかしくないです。それってやっぱり相性が悪かったんだな、と気持ちの整理ができました。これは離婚経験者にしかわからない感覚なのかもしれません。