こんにちは!バツイチ30代子なし男のけいたです!今日はバツイチがモテるのかどうかについて書きたいと思います。巷ではまことしやかに囁かれているバツイチモテる疑惑。今から離婚を考えている人や離婚直後の人にとっては気になることなのではないでしょうか?バツイチの方の中には離婚後異性に興味がなくなってしまう方もいるかもしれませんが、いつかまた別のパートナーと一緒に人生を歩むことができたらと考えている方も多いと思います。
ただ、結論から言います。
バツイチはモテません!
少なくともけいたは離婚してから全くモテませんでした。これには理由があります。今となってはとっても恥ずかしいのですが、離婚後のけいたは喪失感からか精神的におかしくなっていました。というのもぽっかり空いた心を誰かに埋めてもらおうと新しいパートナー探しに躍起になっていました。
そして、日常生活で会うほとんどの女性に対して
この人は自分にとって良いパートナーになりうるのだろうか?
という視点で接してしまっていたのです。完全に相手を品定めモードで見ていました。でも、これって心にゆとりのない人が焦ってやってしまいがちなダメな思考パターンですね。
昔からの友人や先輩、職場関係の人、もっとひどいのはお店の店員さんなどなど(既婚者は除く)。これらの女性に対して女性ということを意識しすぎていたのでした。もしかすると当時のけいたは他人からするととてもギラついて映ってしまっていたのかもしれません。
男性の友人や先輩にまでギラギラと女性の紹介をお願いしてしまうほどでした。良い人がいれば紹介してほしいという程度ならまだしも、今すぐに誰かを紹介してほしいというようなことを言ってしまっていたと思います。相当な情緒不安定です。
けいたも後になって自分と似たようなギラつき方をしている人を見てようやくハっと目が覚めることになるわけですが、こういう人って一緒にいてもなんだか疲れるし何より話が面白くないんです。そんな人は異性から好かれるどころか同性からも好かれません。
「結婚相手を探そう!」とか「恋人を探そう!」と意気込んで初めからフィルターをかけてしまうと、本当の自分が出せないままウソの自分しか相手に見せなくなってしまうのだと思います。けいたの場合、こちらの記事でも書いたように離婚後9ヶ月ほどで婚活を開始し、徐々にギラついてそこから半年くらいの間は心に余裕のない人間になってしまっていました。つまり、離婚後1年半くらいは情緒不安定だったように思います。
やっぱり自然体の自分を見せなければ、仮に好いてくれる人がいたとしてもいつか化けの皮が剥がれてお互い辛い思いをしなくちゃいけないわけです。
時間が経つと落ち着いてくる
これはいつも言っていることですが、本当にそのとおりです。もう解決できるのは時間しかないと言っても過言ではないくらいです。そして心にゆとりができてきます。実際には「あー、やっと心が落ち着いてきた!」とある日を境に突然感じるわけではありませんが、徐々に普通の状態になってきます。普通の状態というのは異性と接していても女性であるということの前に一人の人間として接することができるようになります。この人は自分にとって相性が良いか?なんてことを考えないわけです。これって何も特別なことではなく離婚前のけいたは自然にできていたことですし、当たり前のことなんですが、離婚後のけいたはそんなことに気付くすべもなく自分のことで精一杯だったのでした(ホント恥ずかしい!!)。
そうするとどうしたことかとても不思議なことが起こります。あれだけギラついて心にゆとりがなかったときには異性どころか同性すらもあまり自分に近づいてこなかったのに、時間が経ってそういうことにあまり感心がなくなって心がニュートラルな状態になってくると突然色んなお誘いが増えます。
けいたの場合は特に会社の年上の独身女性からのお誘いが増えました。食事に出かけたり、バレンタインデーにはチョコレートをもらったり。また、その一方で自分より10歳近くも年下の女性たちから旅行に連れていってほしいとお願いされ、20代のかわいい5人組の女性の中に男性は自分一人だけという謎の現象も経験しました(笑)
他の既婚男性からはかなりイジられましたし、嫉妬されました。でも、勘違いしてはいけないのが、これは決してモテているわけではないということです。ただ普通に一人の人間として男性女性関係なく接しているだけなので異性として好意を持たれているのとは違います。
けいた自身も今では、
とても魅力的な女性に出会えたなら、結果的に男女の関係にならなくても、その後の長い人生で少しでも関われたということ自体が自分にとってすごくプラスになるはず
と考えています。
離婚直後のけいただったら考えられないことです。もしかしたら女性からすると魂の抜けた空気のような存在になっていたのかもしれません。何となく今から振り返れば、けいたは「害の無い人」という程度の認識を持たれていたように感じています。
人間として成長したときに初めてモテるようになる?
けいたの経験談からすると、バツイチだからモテるとかモテないとかは関係ないと思っています。離婚してようがしてまいが人柄が素晴らしければ異性同性関係なく、「この人ともっと一緒にいたい」と思ってもらえるはずたからです。これは卵が先か鶏が先か問題みたいな話ですが、
人柄に問題があったから離婚したかもしれないけど、離婚を経験したからこそ人として成長し、魅力が増した
ということだってあるわけです。人間誰しも人には言えない悩みを抱えていますし、何にも苦しみのない人生なんてありません。たまたま運が良くて若い時は順風満帆な暮らしをしている人であっても人間の死亡率が100%である以上いつかは死という苦しみを経験することになります。
そう考えると、離婚という経験ができたバツイチさんたちはある意味人間として成長できる機会を与えられたわけであって理由は違っても同じように苦しみを経験している人たちに対して優しく接することができるようになると思います。
大前提に「人生は思い通りいかない」ということがあるので、上手く行かないことがあっても柔軟に対応するようになりますし、何より他人に対していい意味で期待をしなくなると思います。そういう人って一緒にいて楽だと思いますし、なんだか頼りがいがあるようにも感じます。困っているときも気軽に相談ができるのでモテるという表現とは少し違うような気がしますが少なくとも人間としての魅力は高まっていると思います。
もし、バツイチになってしまった!と悩んでいる方がいらっしゃれば成長できるチャンスを与えられたわけですので決して落ち込む必要はないです。ただ、なかなか一朝一夕では変われるものではないので時間経過をどっしりとゆったりと構えるのが良いと思います。そうすると気づいたころには別の自分に出会えるはずです。