こんにちは!最後に釣りの記事を書いてから実に4か月も経ってしまいました。年度初めで仕事がめちゃくちゃ忙しいですが、サボってブログ更新しています!(笑)でも、本心を言えば、忙しい時こそ隙間時間に仕事とは全く関係のないことに取り組んだ方が頭がリセットされて次の活動の起点になると思っています!(言い訳)
さて、今回は「バツイチでも異性を選んだ方が良い」というテーマについて語ってみたいと思います。
けいたも離婚経験者なのでよくわかるのですが、離婚直後のバツイチさんは自分に対する自信を失って、
こんな中古物件のような自分でも
愛してくれる異性がいるなら凄くありがたい!
という思考になりがちです。
自分には男性(あるいは女性)としての価値がないのでは?とついついネガティブに考えてしまうわけです。けいたの場合、さらに人間としても価値がないんじゃないか?と今から考えると超絶マイナス思考の考え方をしてしまっていました。
そして、離婚から1年半くらいまではちょっとでも自分のことを良いと思ってくれそうな異性に出会うと、ついつい自分も好きなのでは?と錯覚を起こすようになっていました。「自分なんて所詮バツイチなんだから、こんな自分でも好意を持ってくれるのなら逃すのはもったいない」という思考に陥ってしまっていたのです。
そうやって自分に自信がないまま女性とお付き合いすることもあったのですが(今思えばありがたい)、長続きはせずにすぐに関係は終了していました。以前の記事でも触れたことがありましたが、当時のけいたはついついぽっかり空いた心の穴を異性に埋めてもらおうとしていたのです。普段なら絶対に恋心を抱かないような人(決して変わった女性ではなく、ただタイプではないだけ)とお付き合いをして、結局相手の方を悲しませてしまい、自分はいったい何をやっているんだろう?と後悔したこともありました。
気づけばこのとき離婚から約3年が経過していました。けいたも30代中盤に差し掛かり、もうすぐアラフォーです。心配する親から縁結びのお守りが送られてきたり、お見合い話が舞い込んだこともありました(結局うまくいかずでしたが)。周りの友人からは第二子誕生の報告が相次いだり、マイホーム購入のお知らせがあったりで、いまだにワンルームで一人乾いた生活をする自分に焦りを隠せずにいられませんでした。
離婚の傷はもうかなり癒えていたので、早くパートナーを見つけて、共に力を合わせて人生を歩んでいきたい!と望むようになってきてはいました。でも、なぜか出会う異性に対してそう思えることがありませんでした。当時は家と仕事の往復だけで淡々としたルーティンの生活をおくっていたため、
自分は贅沢なんだろうか?
多少妥協してでも早く結婚した方がいいのだろうか?
なんて葛藤が頭の中をぐるぐる巡っていました。コロナ禍でもあり、なんとも言えない孤独感を感じていたので無理もなかったのかもしれません。
でも、そうやってもがき苦しんだ結果、「バツイチでも異性を選んだ方がいい」ということに気づきました。今回はそんなことについて書き記したいと思います。前置きが長くなりました・・・(笑)
目次
やっぱり次は100%納得のいく人を見つけたい
とても複雑な精神状態だったけいたですが、このような感情はバツイチだろうが初婚だろうが、結婚を意識し始めた人であれば男女問わず湧き上がってくるものなのかな?とも思います。そうやって無理に良い人を見つけようとして、結局見つからず拗らせている人がけいたの周りにも何人かいます。
たしかに孤独感を埋めてくれるパートナーがいるに越したことはありません(一人を好む人は別です)。でも、だからといって全然好きでもない人と結婚なんてできない・・・というのがけいたの意見です。
一生一人だと寂しいから、子供が欲しいから、親を安心させたいから・・・。このような理由がたまに結婚にあてはめられることがありますが、
一生独りだと寂しいから好きでもない人と結婚できますか?
子供がほしいから好きでもない人と結婚できますか?
親を安心させたいから好きでもない人と結婚できますか?
なんてけいたはついつい思ってしまいます。好きでもない人と結婚するくらいなら一生独りでもいい、子供がいなくてもいい、親を安心させなくてもいい、という方が個人的にはしっくりくるような気がします。
よく雑誌やネット記事のアンケートなどで夫婦の結婚理由ランキングみたいなものが掲載されていますが、上記の理由で結婚した人なんていないと思います。そういう打算的な理由で結婚をした場合、何かしらの違和感を感じて最終的に破綻しているケースが多いようにも感じます。
けいたも周りの結婚ラッシュに乗っかって、「結婚=幸せ」という短絡的な考えや世間体を気にした勢いだけで何となく結婚してしまったので、ある意味これと同じです(もちろん勢いも大事ですが…苦笑)。でも、だからこそ同じ過ちを繰り返したくない!と強く思っていました。
自分が相手のことを確信を持って好きだと思える人。そういう人と出会ってしまったから人は一緒になろうとし、その先に結婚があるのだと思います。結婚して一生一人ではなくなった、子供を授かった、親が安心した、というのはあくまでも結果論であって、初めからそれを血眼になって狙ってはいないはずです。
しかも、結婚したからといって孤独でなくなるとも、子供を授かるとも、親が安心するとも限りません。人間は本質的には皆孤独です。独りで生まれ独りで死んでいきます。そのとき隣にどんな人がいるか?だけの違いかなと思います。
思い返せば、けいたは1回目の結婚のとき、元妻のことを好きだったかと言われると、正直人として好きではありませんでした(ごめんなさい)。それもこれも自分が自分の気持ちを確認せずに結婚をしてしまったせいでもあるのですが、「この人とだったら、この先に流れる自分の人生の時間を一緒に共有し、同じ景色を見たり、同じ感動を味わってみたい」、「この人とだったら苦労があっても分かち合えそう」。
そんな風に思える人と出会えたなら結婚しても良いかもしれません。でも、離婚を経験してからは、そういう人がいなければ無理に結婚しなくてもいいかも。なんて思うようになりました。これは離婚経験者あるあるかもしれません。
元妻と結婚するまでは夫婦の相性なんて気にも留めたことがありませんでしたし、何にもわかっていませんでした。そういう意味では未熟だったと思います。でも、一度離婚を経験すると、結婚生活は幸せだけではないことに気づかされます。
次は絶対に自分にとって相性の良い人と出会って
幸せな結婚をしたい!
そう思っていたので、やっぱり自分の気持ちに嘘を付いて妥協して好きでもない人と結婚なんてできませんでした。20代の頃の結婚であれば、そんなこともあまり考えないかもしれませんが、30代になり、離婚を経験するとこの想いが強くなる気がします。
自分にはどういう異性とであれば相性良く過ごせるかに気付いた
これは厳密に言うと、離婚直後にはわからないが、段々と時が経過するにつれて自然に気づき始めると表現した方が良いようにも感じています。
良くも悪くもバツイチさんの中には人を見る目がない人が多いです(けいたもその一人)。でも、これは裏を返せば「自分と相性が良くない人でも関係を深められる」とも捉えることができます。だからバツイチさんは落ち込む必要は全くないです。むしろ、次に異性が現れたときに全く恋愛経験のない人に比べると離婚経験者は仲良くなるスピードが早いとけいたは考えています。
そして関係を深める能力に長けたバツイチさんは異性との相性を見抜く眼力も鍛えられているはずです。離婚直後は情緒不安定になって、誰でも彼でも恋愛対象になるかどうかの視点で見てしまいギラギラしがちですが、落ち着いてくると自分がどういう人といると安心できるのかや違和感を感じることなく過ごせるのかが段々とわかってきます。
あまり元妻の悪口を言いたくないのですが、彼女は性格が結構キツいタイプで、ちょっとのミスでもネチネチと怒るタイプの人でした。ただ、当時のけいたはそれを全く気にせず、良く言えば大らか、悪く言えば鈍感だったため、結婚生活でも問題にはならないだろうと思っていました。
しかし、結婚すると毎日顔を合わせることになります。そして、今まで全く生活習慣の違う人間が一つ屋根の下で暮らすわけなので、当然衝突が生じます。このとき、互いに尊重し合いながら、どう意見を伝えあえるか、がその後の関係の鍵を握ります。けいたもそうやって結婚生活をして、初めて自分の意外な一面を知ることもありました。特に、元妻の一言で傷ついたり一喜一憂したりして、自分にもナイーブな部分があることに驚きました。
知らずしらずのうちに、家に帰るが億劫になり、夜遅くまで仕事に集中するようになりました。そして、それがまたコミュニケーション不足を生み、家事分担も上手く機能せず、さらなる関係悪化を招いていました(こうなってしまった原因はけいたにもたくさんありました)。
でも、キツイ性格というのは元妻に限らず、性別に関係なく、誰しもが持っている一面です。実際、離婚後に出会った多くの女性にこのような一面が多かれ少なかれあるように感じましたし、男女関係なく、人間は誰しも自分の心にゆとりが無いときに他人に対してキツく当たってしまいがちです。
だからこそけいたは、そういう一面があったとしても、この人だったら受け止められる!と思えることが大事だと感じるようになりました。
自分にとって最良のパートナーを見つけるには?
では、相手の欠点があったとしても尊重して受け止められる人とはどんな人で、そういう人を見つけるにはどうしたら良いでしょうか?
数を打つ
まず、これにつきます。例えば小学生の頃を思い出してください。クラスの半分が女子だったとしましょう。でも、その中に好きな人が何人いたかと言えば、せいぜいいても一人二人で、全くいなかったという人も少なくないと思います。
いざ頑張って好きな人や将来の結婚相手になりそうな人を本気で見つけようとしても、そもそも確率的に稀なことなのです。そうなると単純に分母を増やすしかありません。合コン、紹介、街コン、マッチングアプリ、結婚相談所、などなど、色々出会いの方法はあると思いますが、片っ端から挑戦してみるのもありだと思います。
実は、けいたはこの全てを試して、自分が自信を持って大好きだと思える彼女に出会うことができました。最終的に100名以上の女性の方と出会ったと思います(全ての女性が出会いを求めていたかは不明)。結果的にこのどれでもないところで出会うことができたのですが、それでもこれらの経験があったから今の彼女の良さにたくさん気づくことができましたし、先にいろんな女性と話をしてたくさん振られたり失敗したからこそ今の素敵な関係を築けているのかなとも思っています。
練習やウォーミングアップというととても失礼ですが、上記のような出会いの場で出会った女性の方々がそういう訓練のチャンスをけいたに与えてくれたんだと思うようにしています。ありがとうございます!
希望を持ち、直観を信じる
これは個人によって様々なので説明が難しいですし、なかなか理解してもらえないかもしれません。でも、最終的にはこれに尽きるような気がします。
離婚を経験し、傷も癒えたころ、バツイチさんは再び自分が好きだと思える人に出会っても、どこか理性的に考えてしまい、自分の直感を信じれずに、再スタートへの勇気が持てないことがあります。でも、それは離婚を経験したからこその正しい反応ですし、だからこそ直感力が養われています。
なんとなく一緒にいて安心できたり、違和感を感じない人っているものです。ちょっとした表情や立ち振舞い、話し方や歩くスピードまで、なんとなく一緒にいて無理なく過ごせる人です。そういうことを人間は無意識のうちに感じ取っているものです。
半年から一年ほどできるだけ一緒に過ごしてみて、それが変わらなければ、自分にとってのその直感は間違っていないはずです。そして、そこから新たな二人の人生を想像して、希望を持つ。そうすれば、何事も前向きな姿勢で取り組めますし、けいたは明るい未来を作っていけると考えています。
以上、「バツイチでも異性を選んだ方が良い」でした!