離婚後落ち込んだときに勇気をくれた動画(Robert Waldinger編)

こんにちは!土曜日にもかかわらず出勤して、全く仕事が終わっていないのにこうやってブログを更新しているけいたです!

さて、以前離婚後落ち込んだときに勇気をくれた動画(Steve Jobs編)をアップしたことがありましたが、その動画シリーズ第2弾を配信したいと思います(シリーズとか言いながらまだ2回目)。

こんにちは!これはもはやコロナウイルス第2波といっても良い状況ですね・・・。ただ、検査人数が多いことや、死者数はそれほど増えていないことな...

今回はRobert Waldinger編です。ロバート・ウォールディンガーと読みます。彼はハーバード大学医学部教授で精神科医をされています。そんな彼が2015年11月にTEDというオンラインで講演などを配信するアメリカのメディア組織のイベントに登壇されていました。

ここでのタイトルは、

人生を幸福にするのは何?最も長期に渡る幸福の研究から

です。とても抽象的ですが、何だか気になるタイトルです。

けいたもそうなんですが、僕たちは何となく人生の目的を仕事の中から探しがちです。やりがいのある仕事、承認欲求を満たせる仕事、自分の存在意義を感じられる仕事、たくさん稼げる仕事などなど、程度の差はあれど自己啓発や物質的豊かさのために日々頑張って生きている・・・と考えがちです。でも、このウォールディンガーさんは少し違った視点で「人間にとって本当の幸せとは何か?」をもっと深堀りされていました。

気になる方は下記の動画を先にご覧ください。

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目次

家族、友人、コミュニテイ等、周りとのつながりを持っている人は幸せで健康で長生きする

まず、驚いたのはその時間です。研究そのものはどうやら1938年に始まったそうですが、なんと結論を導くまで75年の歳月をかけています。当時ハーバード大学の2年生だった男子学生とボストンの極貧環境で育った少年たちを追跡し、75年かけて膨大な聞き取り調査や健康診断などのデータを取りためたそうです。

調査開始時には724名の被験者がいたようですが、その後辞退されたりお亡くなりになったりされる方などもいて、最終的に約60名が現役で調査に参加していたようです(ほとんどが90歳代)。そしてこのウォールディンガーさんは4代目の責任者だそうです。おそらく大学の研究は責任者がいなくなると自然に消滅するもんだと思いますが、この研究は世代を超えて続いていることにもけいたは驚きました。

では、研究の結論は何なのか?人生を幸福にしてくれるものは一体何なのか?

それは、何よりもまず「良い人間関係だそうです。その答えを聞いた時、まずけいたはこう思いました。

なーんだ、当たり前じゃん!

そんなの言われなくても皆知っていますからね。離婚後落ち込んだときに勇気をくれた動画とか言いながら、これを知った時けいたは正直なんだか複雑な気持ちになりました。家族、友人、コミュニテイ等、周りとのつながりを持っている人は幸せで健康で長生きする・・・ということは離婚してしまった自分はこの先不幸で不健康で早死にするのではないか・・・?そんな風に考えてしまったのです。

身近な人たちとの関係の質が重要

でも、よく聞くとこれには続きがありました。たしかに家族、友人、恋人、ご近所さん、仕事仲間など、人間関係が大事なことには変わりないのですが、気を付けなければならないのはその質が重要だということです。

つまり、仮に結婚してパートナーがいたとしても、毎日喧嘩ばかりしたり、喧嘩をしていなくても関係がギクシャクしたり、お互いにいがみ合ったりしてストレスフルな毎日を送っていたら、むしろパートナーがいない状態よりも悪いということです。これにはけいたも納得です。パートナーがいないという形式だけを見ると何だか悪いように思えますが、良い関係で結ばれた人が身近にいるかどうか?ということが重要なのです。

そう思うと、けいたは「やっぱり離婚してよかったんだ!」と思えるようになりました。今思い返せば、結婚生活は色々とトラブル続きで常に夫婦関係に頭を悩まされていました。そのせいでずっと心は不信感でいっぱいの状態でした。もうその時点で関係は終わっていますので、あのまま無理をして仮面夫婦でも続けていたらその方が自分の健康に悪い影響を与えていたと思います。

たしかに離婚のショックも大きいです。でも、例えるなら夫婦関係が悪いのに続けなければならない結婚生活は慢性疾患に近く、離婚は発作的な急性疾患に近いと思っています。急性なので離婚をすると心身ともに急な大ダメージを受けますが、時間が経つと自然に緩和されていきます。慢性疾患の場合はそうではありません。最悪の場合、死ぬまで続きます。

仕事の質は良質な人間関係にも影響する?

とはいいつつ、当然ですが、人間関係だけに焦点を当てるのもおかしいんじゃないかな?と個人的には思っています。とても働きぶりが誠実で、信頼されている人の方が良い人間関係を構築しやすいからです。けいたは能力ではなく、誠意がないタイプの仕事ができない人とはほとんど仲良くなれません。都合が悪いとごまかそうとしたり、小さな嘘をたくさんついたり・・・。

「人間はみんな最終的には自分が大事」と言われることがあります。けいたもそう思っています。何だかんだ言って自分にとって自分が一番かわいいので、自分にゆとりがある状態でしか他人に情けはかけられないとも思っています。

でも、このウォールディンガーさんの研究に基づくなら、自分ばかりに目を向けて、自分以外の人との良質な人間関係を構築するために努力できない人は不幸で不健康で早死にするはずです。だから、やっぱり自分もかわいいけど、良質な人間関係のために協力し合って支え合って信頼し合うことに目を向けて、利己と利他のバランスをうまく取れるかということが大事なんだと思います。

良い人間関係が人生を幸せにするのはもちろんそうかもしれませんが、では「良い人間関係」とは何なのか?そういうことについても僕たちはもっと考えなければいけないのかもしれません。そして、そういうことを一緒に考えてくれて、一緒に向き合ってくれる人を配偶者に選ぶと夫婦関係も上手くいくのかもしれません。

以上、離婚後落ち込んだときに勇気をくれた動画(Robert Waldinger編)でした。

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